エビデンスにもとづいてUDフォントを使うことに決めました。


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 心理三田会が開催している心理学カフェで,中野泰志先生が講演されたタイトルが気になっていたのだけど(参加できなかった),たまたまTwitterのタイムラインでみかけたので調べてみました。

 視覚に障がいがある人たちにも(そして障がいがない人たちにも),読みやすいフォントを開発しようと始まった研究プロジェクト。エビデンスを元に改善を重ね,最終的に,デジタルデバイス上でも,印刷しても読みやすいフォントが出来上がったとのことです。詳しくはこちらの資料で。

 しかも,なんと,Windows10にはアップデートで追加されていたのですね。無料で!

 残念ながらMacではそのような恩恵にあずかれそうにないので,開発元のモリサワが提供しているMORISAWA PASSPORT(Bizバージョン)をサブスクしました。

 いきなりすべては難しいですが,今年度から授業で使うスライドや配付資料,ワークシートなどの書体を,徐々にこのフォントに変えていきます。

 さて,運用上の課題が一つ。

 MORISAWA PASSPORTで使えるようになるフォントは,Macのフォント管理アプリ(Font Book.app)からはアクセスできません(モリサワのサポートで確認済み)。なので,よく使うフォントとして登録しておけず,たとえばWordでフォントを選ぼうとすると,ものすごい数のフォントからスクロールして探さなくてはなりません(「最近使ったフォント」には残りますが,これって時々消えちゃうんだよね)。
今のところ,このフォントをスタイルとして登録しておくことで対応しています。

 これまで授業や講演会などのスライドには「しねきゃぷしょん」など,一風変わったフォントを使っていました。授業アンケートなどに「フォントがきれい」という感想があったりしていい気になっていましたが(^^;;),読みやすさに関する配慮が完全に欠落していました。

 書体によって読みやすに大きな違いがあるということすら知らなかったので,ご勘弁。でも,こういう改善がまさにエビデンスにもとづいた前進ですよね。

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