2015年7月アーカイブ

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山本淳一先生(慶應義塾大学)より以下の案内がありましたので転載します。

 James E. Carr博士(Chief Executive Officer: Board Certified Behavior Analysis)公開講演会のお知らせです。
来週の7月31日(金)に慶應義塾大学にて、James E. Carr博士の公開講演会と公開シンポジウムを開催します。Carr博士の専門は、応用行動分析学(Applied Behavior Analysis)です。
 Western Michigan University, Aubrn Universityの教授を歴任され、現在は、国際的な行動分析学の資格である「行動分析士:BCBA(Board Certified Behavior Analysis)」の資格認定団体であるBACB(Behavior Analyst Certification Board)のCEO(最高経営責任者)です。
 このような仕事と同時に、アカデミックジャーナルに、言語行動、認知機能、自閉症児への早期発達支援、リハビリテーション効果のメタ分析、問題行動解決の決定プロセス、などで多くの研究成果を発表されています。指定討論者は、竹島浩司博士です。
 Western Michigan UniversityでCarr博士の薫陶を得て、BCBA-Dの資格を取得され、現在、民間の施設である「なごや自閉症治療教育相談室」を立ち上げ、自閉症スペクトラム障害のある子どもへの発達支援を進められています。
 無料で、事前登録不要です。ぜひ、多くの学生、実践家、臨床家、専門家、研究者の皆さんに参加していただきたく思います。広くお知らせいただければと思います。

公開シンポジウム(午前)
日時:2015年7月31日(金) 10:30-12:30
場所:慶應義塾大学(三田)東館 8階 ホール
キャンパスマップ「3」のビルの8階。

公開講演会(午後)
日時:2015年7月31日(金) 13:30-15:00
場所:慶應義塾大学(三田)東館 8階 ホール
演者:James E. Carr (CEO, Behavior Analyst Certification Board)
演題:Training and Credentialing Practitioners of Behavior Analysis
指定討論:竹島浩司(なごや自閉症治療教育相談室)
連絡先:慶應義塾大学・心理学専攻 山本淳一 yamamotj@flet.keio.ac.jp

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1963

(シルエットをみるにはこちらをクリック

 マガジンハウスの記者さんから、じぶん実験に関する取材を受けました。先月のことです。それが記事になりました。an・an 1963号(2015.7.22)です。

 表紙はキムタク(木村拓哉さん)。じぶん実験は『運命を変える7つのセオリー』という特集のトリを飾っています。

 あのアンアンに、好子やら嫌子やら、確立操作やら随伴性やらがフューチャーされるとは(笑)。

 記者さんの興味は"とんでもなく下らないように見えるほど細かいことに気を使う"アプローチにあったらしく(ご本人談)、4ページある紙面を随伴性ダイアグラムで埋め尽くすという編集イメージがあったようです。

 ダイアグラムだけだと読者の方々には何がなんだかわからないと思うんですけど...というのはファッションセンスのない学者のセンスで、なんとなく面白そうだなという印象を与えるような、そんな入口を作ることがこうした記事の役割とのこと。

 付箋を使って考えながら作ったダイアグラムという見せ方は、確かに、これまで自分が作ったどんなダイアグラムよりも見た目のインパクトがありました。

 解説の出来上がりも興味深かったです。「達成感」や「心安らぐ瞬間」、「気持ちの維持」など、自分なら書くことのない表現が並んでいますが、一般読者にとってはわかりやすいのではないかと思います。じぶん実験で介入が成功すると、こういう"気持ち"になることも多いので、間違ってはいないわけです。"気持ち"というものは、随伴性を変え、行動が変わり、ときにそれによってさらに随伴性が変わることで変わってきます。

 ananは隔週号です。興味のある方は書店に並んでいる今のうちにどうぞ。

 ところで、今学期、法政の授業『行動分析学』では50人の受講生がじぶん実験に取り組んでいます。今年は発表会をweb掲示板でやってみました。掲示板にプレゼン用のスライドを各自投稿し、それを読んで質問やコメントへのリプライを書き込んでいくというように。

 発表のタイトルをいくつか紹介すると、「たるんどる」、「目指せ100万貯金」、「夜更かしクズ脱却」、「クールなレディーへの道」、「風のように道を走りたい.」、「ビンボー脱却」、「三度の飯より保湿」、「時代になみのり!」、「やれやれ、僕は本を読むことにした。」、「おしりたんてい 」、「ガリタ食堂」、「右手が......右手が疼くッ!!! 」などなど。面白そうでしょう。

 およそ10日間の発表期間中に2144件の書込みがありました。明日は授業の最終回。受講生たちにはweb発表会の感想を聞いてみようと思います。

 自分が今学期に取り組んだじぶん実験は「大人の(?)ダイエット」。いわゆる糖質制限に取り組み、2か月で10kg近く体重を落とすことに成功しました(最終レポートはこちらからダウンロードできます)。はけなくなってきたデニムがゆるくなるほど腹回りも減りました(91cmから86cm)。セクハラになるといけないので自粛しましたが、○イザップふうのターンテーブルビデオでも撮ればよかったと思うほどの変化です(脱いだらすごいというやつ)。

 今回は"塗り絵ダイエット"という新しい手法を開発しました(特許とれないかな)。この話はまた今度。

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