ポスター発表はA4がいいのだ(の理由)

週末は行動分析学会の年次大会ということで、法政ABA研究会のメンバーが発表するポスターの最終チェック中です。

今や世の中はA0(ゼロ)印刷したポスターが標準的になっていて、うちのゼミや研究会のように、未だにA4で印刷したものをピンでちまちまボードに留めていると、ちょっと恥ずかしいというか肩身の狭いような気持ちになることがあります。

でも、これには理由があります。

A0で何回も印刷し直す予算はないので、ポスターを印刷して、読者の立ち位置から読んでみて、読みにくいところを直してまた印刷して、それを確認してまた読んでみて...という改訂がしにくい(というかできない)のが一番の理由です。

予算があったとしても、A0印刷するために情報センターのメディアうんたら室とか近所のKinkosにその度に走っていては、この作業も停滞します。

というか、A0印刷している人のほとんどはこういう改訂作業をしていないのではないかと疑ってもいます(だって、小さい文字で、論文集の原稿をそのまま印刷したような、酷いポスターをけっこう見るからねぇ〜)。

自分もかつてA0印刷に挑戦したことがあります。そのときにはA3印刷でテストし、改訂したものを最終的にA0で印刷しましたが、サイズ感の予測がかなり難しかったです。

ゼミなどで院生に「指導」することを考えると、学会でのポスター発表は、プレゼンの仕方の指導の機会でもあるので、上記のような改訂作業をゼミ生と一緒にやることは欠かせません。ベースラインでは、ほとんどの院生がテスト印刷したポスターを2, 3m離れたところから眺めるなんてことをしませんから。学習機会の確保という意味でも、A0よりA4だと思うわけです。

最後は個人的な理由。旅行するときにはできるだけ荷物を小さくまとめたい私としては、A0印刷したポスターを運ぶ、あの筒のようなケースはもうそれだけでNGです。A4で作ったポスターなら、発表が終わったら廃棄できまうすが、筒のようなケースは持ち帰らなくちゃならないですよね。

結論:会場で、ちまちまとA4ポスターを貼っている人を馬鹿にしてはいけません(笑)。

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