『行動分析学研究アンソロジー2010』 論文集ですが、読み応えのあるコメントも満載です。

今から10年前に(a decade agoだ)作成し、今でもなぜか以前の所属大学のサーバーで公開されている「日本語で学べる行動分析学の図書」。この記事にも書いたように、今ではAmazonで「行動分析」や「ABA」と検索すれば、新しい本が山のようにヒットするようになりました。自分が学部生だった頃は、日本語で読める行動分析学の本はほんの数冊しかなかったことと比べると段違いです。

『行動分析学研究アンソロジー2010』は日本行動分析学会の機関誌に掲載された学術論文を分野・領域ごとにセレクトした論文集です。そして各論文について、この本が出版された時点で執筆されたコメントが掲載されています。なので、昔の論文についても、現在その研究がどのような意味をもっているか、その後の研究がどのように展開しているかなどについて情報を得ることができます。

大学や大学院で行動分析学を学ぶ人たちを念頭に出版された本ではありますが、行動分析学の強みは研究と実践が一体化しているところにあります。初学者向けの本を一通り読み、もっと勉強してみたいと思っている方々にはぜひともチャレンジしていただきたいと思います。

Amazonでみると、なんとなく薄っぺらそうな装丁ですが、307ページもある、比較的厚めの本です。21の論文とコメントが掲載されています。

 

行動分析学研究アンソロジー2010 行動分析学研究アンソロジー2010
日本行動分析学会

星和書店  2011-02-25
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