2012年4月アーカイブ

[WorkItOut!!からの引越し案内]

ディレクトインストラクションは、オレゴン大学のEngelmann教授が中心となって、1960年代より開発・改善を進めてきた教育方法です。基礎学力 (読み・書き・計算)の確実な習得に焦点をおき、その効果は、米国の教育省が行ったプロジェクト・フォロースルーという比較実験でも確認されています。現 在では、幼稚園から中学(K-12)向けの教材が商品化され、SRAという教材会社から販売されています。ここでは、日本ではまだあまり知られていない ディレクトインストラクションについて、簡単にご紹介します。

続きはこちらから。

今から10年前に(a decade agoだ)作成し、今でもなぜか以前の所属大学のサーバーで公開されている「日本語で学べる行動分析学の図書」。この記事にも書いたように、今ではAmazonで「行動分析」や「ABA」と検索すれば、新しい本が山のようにヒットするようになりました。自分が学部生だった頃は、日本語で読める行動分析学の本はほんの数冊しかなかったことと比べると段違いです。

『行動分析学研究アンソロジー2010』は日本行動分析学会の機関誌に掲載された学術論文を分野・領域ごとにセレクトした論文集です。そして各論文について、この本が出版された時点で執筆されたコメントが掲載されています。なので、昔の論文についても、現在その研究がどのような意味をもっているか、その後の研究がどのように展開しているかなどについて情報を得ることができます。

大学や大学院で行動分析学を学ぶ人たちを念頭に出版された本ではありますが、行動分析学の強みは研究と実践が一体化しているところにあります。初学者向けの本を一通り読み、もっと勉強してみたいと思っている方々にはぜひともチャレンジしていただきたいと思います。

Amazonでみると、なんとなく薄っぺらそうな装丁ですが、307ページもある、比較的厚めの本です。21の論文とコメントが掲載されています。

 

行動分析学研究アンソロジー2010 行動分析学研究アンソロジー2010
日本行動分析学会

星和書店  2011-02-25
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Studynote_3

以前にもご紹介した"夢をかなえる学習支援システム:スタログ"が、SNSとして完全リニューアルされました。

これまでスタログを活用して下さったユーザーの皆さまからの声を最大限に活かして、数々のバージョンアップがなされています(「学び手は常に正しい」ですね)。そして、"みんなで勉強する"というソーシャルな随伴性が組み込まれました。もちろん、FacebookやTwitterなどとも連携できます。

ソーシャルな随伴性というのは、同じ目標に向かって勉強している人たちの進み具合をみて奮起したり、「いいね!」をもらって励まされたりすることもあれば(確立操作や好子出現による強化モドキ)、どんな教科書や問題集があるのか、どんな勉強方法がいいのか、心が折れそうになったときどうすればいいのか等々、色々なハウツーが共有されていくということでもあります(オペランダムやルールやモデリングなどなど)。

クラウドスタディの廣瀬社長はこうした情報システムを使えば教育格差の解消につながるという信念をもって起業されました。私もその信念に100%同意し、だから応援しています。

今年度から、うちの博士ゼミは社会人の大学院生が3人になりました。それぞれ忙しく仕事をしながら研究を進め、博士論文を書いています。職場も日本各地(?)に散らばっているので、顔をあわせて話し合う時間をとるのはかなり難しく、ぜひこのStudynoteを使ってみようと考えています。

そのうち研修もこれでやってみようかな(パフォーマンスマネジメントの研修 IN Studynoteとか)。

というわけで、以下、自分なりのキャッチコピーを考えてみました。

勉強ってそもそも楽しいことなの? そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。だけど、勉強を続けられるかどうかは、楽しいかどうかとは関係ないかもね。

夢という目標と、一緒に進む仲間がいれば、きっと続けられる。必要なのは随伴性に飛び込むことだけ。


字余り? (^^)

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 このたび法政大学大学院人文科学研究科心理学専攻では、近隣の学校でご活躍されている教員の方々に向け、標記の公開講座を開催することにいたしました。

 近年、睡眠や食生活の乱れ、学力や運動能力、対人関係能力、危機管理能力の低下など、子どもたちのライフスキルの低下が指摘されています。幸せに生きるための基礎力をつけさせることが、現代の学校教育に期待されていると言っても過言ではないでしょう。本講座では、認知心理学、発達心理学、言語心理学、精神医学、行動分析学、運動生理学などの諸研究をご紹介し、学校や家庭、地域で取り組むことができる教育プログラムをご提案します。最新の研究成果を、授業や生活指導に取り入れていきたいと考えておられる小中高、特別支援学校の先生方の参加をお待ちしております。

 

日 時:2012年4月15日(日)13:30-17:00
会 場:法政大学市ケ谷キャンパス  富士見坂校舎F-309教室
     http://www.hosei.ac.jp/access/ichigaya.html

参加費:無料(定員先着70名)

 *webにて予約状況をご確認の上、メールにてお申し込み下さい。定員に達し次第、申込みを終了します。

*本講座のポスターはここからダウンロードできます。

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