My エンディングノート始めました。

 昨年、父を亡くしました。そのとき学んだ教訓が「残されたものはたいへん」でした。

 両親とも高齢なため、実はその前から今流行の“エンディングノート”を色々調べ、須斎美智子氏の「もしもノート」がシンプルで書きやすそうだったので、両親それぞれに送り、少しずつ書き進めるようにお願いしておいたのですが、結局、もしものときには何も書かれておらず、年金、保険、貯金、友人関係など、ほとんどの情報がまとまっていないどころか、どこにあるか、あるかないかさえもわからず、ほんとうに大変でした。書類の発掘、関連機関や会社への連絡と調整などなどに、たぶん100時間以上かかったと思います。

 そこでこの年末年始に自分版の「もしもノート」をつけ始めました。そうすると、自分のことながら、たとえば保険の管理が曖昧だったり(受取人が亡くなった父のままになっていたり、変更しようとしたら登録時の印鑑が見つからなかったり、解約したと思っていた保険にまだ加入していたり)、預金の情報があちこちばらばらになっていたり、日経新聞の記事(「ためられる家計(下) 資産・負債、年1回総点検」 2011/12/20,夕刊)を参考に年間収支を計算してみたら、あまりにも無駄遣いが多いことが発覚したり(その大半はAmazonや楽天で本や電子機器の購入)、とにかく改善の余地がたくさんあることがわかりました。

 葬式のこと(しないでね)、お墓のこと(いりません)などは、わりと簡単に決めて書けたけど、死んだことを誰に知らせるかについてはけっこう考えてしまいます。あと、死んだ後の携帯やPCの中身をどうするかとかも。

 自分が死ぬこと、死んだ後のことを考えるのは、それほど楽しくもないし、こうやって書類にまとめていくのは時間や手間がかかるので、「もしもノート」をつける行動はおそらく自然には強化されず、むしろ弱化される随伴性に取り囲まれていそうです。それにそうそう簡単には死なないだろうから(明日死んで残されたものに迷惑をかける確率は低いから)、天災は忘れた頃にやってくる型の随伴性で先延ばしが生じます。つまり、なんかの間接効果的随伴性を組まないと“もしも”のときに間に合わないかもってことです。

 ブログにこうやって書くことで、そうした随伴性を設定してみます。気がついたら「もしもノート、書き進みました?」と声をかけて下さい。

 

もしもノート もしもノート
須斎 美智子

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