旅は修行だ(その6):排尿の機会と頻度

 スペインでは飲食店での喫煙が全面禁止。日本でいう居酒屋でも禁煙。ところが路上は全面解禁で道行く人の多くが歩きタバコ。老若男女おかまいなし。煙くて困る。しかも平気でポイ捨てる。モデルのような美人がグッチの入口でタバコを投げ捨て、ヒールで踏んづけて入店して行ったのにはたまげた。夜の街中で煙を避けるにはBarに入るのがベストという、ナントモな逆転現象。香水もキツい。デパートの一階が鬼門の自分にとっては、かなり厄介な状況。

 厄介な状況と言えば、公共のトイレが少ないことにも苦労した。地下鉄の駅にトイレがないし、有名なデパートチェーン(エル・コルテ・イングレス)でも、最終的に最上階のレストランの奥にあるトイレを見つけるまで、各階を彷徨った。しかもコンビニがない(これはヨーロッパ全体がそうらしい)。近年トイレが近くなってきている自分にとっては、これまた厳しい状況である。

 スペインの皆さまはどうしてらっしゃるのだろうと思う。回りをみても、いかにも我慢しながらキョロキョロとトイレを探してしている人がいない。こういう環境で育つと、おしっこも長時間待てるようになるのだろうか。確かに排尿にはオペラントとレスポンデントの両方の成分があるよな。おしっこを溜める機能に筋トレの要素でもあるのだろうか。それとも、排尿を誘発する条件性刺激(トイレやトイレのサイン)が提示されなければ、実は排尿の頻度はもっと低いものなのだろうか。などなどとバカなことを考えながら歩いていたら、ふと道ばたで6歳くらいの子どもに平然と立ちションさせてるお母さんを目撃。

 そうだよなと妙に納得。

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