旅は修行だ(その2):スペインの夜明けは遅い。

 スペインの夜明けは遅い。時差ぼけのせいで4時過ぎに目が醒めてしまったということもあるが、ベッドに横たわり、体を休め、今か今かと日の出を待っているのに、窓の外がいっこうに明るくならない。うつらうつらしながら忍耐強く待つ。6時になっても真っ暗だ。7時になっても真っ暗だ。カーテンを開け、外の様子をうかがっても、マンションとおぼしき向こう側のビルには電灯さえ灯っていない。土曜だからか?

 7時半を過ぎ、もしや時計が間違っているのではとパソコンを起動し、「バルセロナ 日の出」と検索し、当地の日の出時刻が7:49であることがわかった。さらに調べると、バルセロナの北緯は「北緯41度22分57秒」、これは日本なら函館あたりに相応する。中学地理で獲得したと思われる「スペイン」→「地中海性気候」→「温暖」→「南国」というイントラバーバル(and/or 刺激等価クラス)のせいで、バルセロナは東京よりも暖かいと非言語的に信じて疑っていなかったことが明らかな誤りであると気づいた瞬間だった。

 8時を過ぎて、ようやく窓の外も白んできた。東京の空なら6時半くらいの空か。

 さて、今日することを決めるとしよう。

Abbot

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