2010年6月アーカイブ

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 泣いてしまった。小惑星探索機「はやぶさ」くんの最期。

 『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』のラストでタチコマが自爆したのを連想したせいかな。

 冷静に考えると、いろいろな疑問も生まれる(ほら、アポロの月着陸も素直に信じていなかったりするから)。

 地球から約3億9千万キロメートルも離れたところにある機械をどうやって操作するんだろ? だいだいどうやったらそんな遠隔通信が可能なのか? 故障したロケットをどうやって遠隔で修正するんだろう? そもそもなぜもっと近い月あたりから始めなかったんだろう? などなど。

 でも大気圏突入でカプセルだけ残し、見事に燃えきったシーンはそんな懐疑心に満ちあふれた私でさえも感動させてくれました。

 今後が楽しみです。

 みんなみんな、生きているんだ。友達なんだ。

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 電力というのは、それが火力や原子力で発電されたものにしろ、風力や水力で発電されたものにしろ、貯めておくことが極めて難しいものらしい。夜間電力が安いのは、24時間運転して発電している電力が夜中の需要が低いときには垂れ流し状態になってしまうからで、垂れ流すくらいなら安く買って下さいということらしい(ついこの前までは家庭用太陽発電でも蓄電はほとんどされなかし、今でも電車にはバッテリーが積んでないんだって)。

 今、話題の「スマートグリッド」は、電力の需要と供給のバランスをリアルタイムで微細に調整して電力の垂れ流しを減らす、できれば無くすためのメカニズムだ。理論上、地球の裏側で夜間のため垂れ流している電力を地球のこっち側の昼間に使ってしまうことも可能らしい。

 すごいね。

 「スマートグリッド」のもう一つの流れは、Googleなんかが開発、提供している「スマートメーター」(Googleの商品名は「パワーメーター」)。これは家庭の消費電力をリアルタイムで細かく監視してフィードバックする仕組み。何にどれだれ電気を使っているか一目でわかるし、スイッチを切ればその効果もすぐに目に視えようになる。

 つまり、ちりも積もれば山となる型でなかなか強化されることのない節電行動を、即時の、十分に大きさのある好子出現(もしくは嫌子消失)で強化する随伴性を追加するってことだ。

 こうした随伴性が節電行動(エネルギーの節約行動)の動機づけに有効なことは、行動分析学の研究からも明らかだ。Googleの資料には「行動分析学」の文字はでてこないけど、スマートメーターのプロモート用のビデオなんかみると、徹底的行動主義的な匂いがします。


 ちなみに、Load Kelvin は、絶対温度という概念を導入し、トムソンの原理やジュール=トムソン効果を発見した、イギリスの熱力学。

 日本では家庭での省エネが進んでいて、あまり節約の余地がないというけど、ほんとうにそうなのかな(確かにアメリカの家庭なんかには「省エネ」という概念さえないうちが多いけど)。こういう装置がついて、かつ、電気代が相対的に値上がりして、さらに、省エネに対するインセンティブがつけば(例:月間使用量が○○以下なら○○円のキャッシュバックなど)、まだまだスマートな省エネができるのでは?

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