2007年6月アーカイブ

マイクロフィルム化されている年金情報をすべて電子化して既存のデータベースとつきあわせるそうな。

これまでは手入力していて、氏名の読みがわからないときには担当者が勝手に決めちゃうとか(フリガナの欄がなかったってことなの?)、単純な入力ミスとか、おそらくは入力後にダブルチェックしていないとか.... とにかく社会保険庁というところは、ものすごいところですね。

んでもってOCR。十年以上かかると予想していた作業が1年で終わる可能性があるという。

でも、そもそもOCRって活字を読んでも認識率98%くらいが関の山じゃなかったっけ? 年金情報ってもしかして手書きじゃないの? たとえ99%まで性能を上げられたとしたって、何十万件もあるわけだからその1%ってかなりの数になって、それは結局人力で見比べるわけでしょう?

年金手帳のICカード化の提案だって、けっこう笑える。住基カードの導入だって進んでないのに(というか、住基カードって、あれだけ騒いで大金はたいて導入したのに、今はどうなってるんだろね? 身の回りでICカード取得しているの俺だけだぞ)。

「コンピュータのシステム開発するから大丈夫です」と単純に説明する政治家をみるたびに、いいかげんな奴らだなぁとつくづく思う今日この頃でした。

blogの更新

先週の更新回数は{2}回でした。

題 目:自閉症児の療育支援:ボストンのプレスクールにおける応用行動分析セラピストの実践

日 時:2007年7月6日(金)19:00-20:30
場 所:法政大学市ケ谷キャンパスボアソナードタワー11F心理学実験室
講 師:塩田玲子(しおたれいこ)先生
所 属:マサチューセッツ州市立プレスクール / 自閉症.com

塩田先生はボストンのプレスクールでABAのセラピストとして支援付きインクルージョンの仕事をされています。

徳島の猪子&田中さんが学校見学ツアーへでかけたときに、たいへんお世話になりました。今回、たまたま帰国中ということで、法政大学にてお話をしていただけることになりました。

米国では、ABAセラピストが公立学校にも自閉症療育の専門家として雇われるようになってきています。教員や保護者と共同で、どのように療育支援をしているのか、その仕事ぶりについて、お話がうかがえると思います。

自閉症など発達障害児の療育支援や、支援付きインクルージョン、学校におけるセラピストの仕事などに興味がある方は、ぜひどうぞ。

参加予約はいりません。参加費、無料です。

自分にとってABAは同窓会みたいになっていますが、卒業後、家庭を持ったり、専門分野が変わったり、職場が変わったりして、毎年必ず参加する同窓生は、年々少なくなってきています。

1993年に来日し、行動分析学会の公開講座で講演してくれたこともある(行動分析学の企業への応用 in 行動分析学研究 7(2),133-141.)、Judy Agnew博士とも実に4年ぶりの再会。2人の子どもが大きくなって、学会に連れて来れるようになったので、今回は旦那さんのBruce Hesse博士と4人で会場に現れました。

昔話とお互いの近況報告であっという間に時間が過ぎました。彼女はずっとAubrey Daniels Internationalでコンサルタントをやっていますが、今はそれ以上に、子育てを楽しんでいるようでした(Bruceと相談しながら、行動分析学的な子育てを実践しているそうです)。子育ては、子どもと関わっている瞬間瞬間、常に何かを教える機会があるのでエキサイティングなんだそうです。

行動的安全管理に関する彼女の著書にサインをもらいました。初学者向けのこの本、読みやすく、行動分析学の知識がなくても、安全管理のコツがわかります(帰りの飛行機の中で読みました)。そのうち邦訳もでるかもしれないとのことでした。原発やエレベータ、遊園地の事故など、安全管理は尊い命を守るための行動マネジメントでもあります。ぜひ、日本でもこうした考え方がひろまって、導入されることを望みます。

Removing obstacles to safety: A behavior-based approachRemoving obstacles to safety: A behavior-based approach
Judy L Agnew

Performance Management Publications 2002-01-01
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先週の更新回数は{2}回でした。

電子マネーが普及し始めた。自分の財布にもPASMO、SUICA、Edy、nanacoが入っている(早く規格を統一して一枚で済むようにして欲しいもんだ)。

日経新聞の記事によると、電子マネーの利用客は、現金で買い物をする客に比べて、客単価が15%近く高いらしい(2007.6.14)。電子マネーを使い始めるような人がそうでない人に比べて経済的に余裕がある可能性もあるから単純比較はできなのだが、購買行動にかかる随伴性が明らかに違うのもまた確かだ。

通常、現金決済の買い物行動には、欲しい物が手に入るという好子出現による強化と、代金を支払うという好子消失による弱化の両方がかかっている。

Cashbuying


これが電子マネー決済になると、直後に財布からお金がでていくというtangibleな嫌子消失の随伴性がなくなる(弱化からの復帰)。支払うたびに電子マネーの残高は減るのだけれど、その提示時間は一瞬で、正直言って、自分はよく見ていない。

決済と同時に「シャリーン」と“気持ちいい”音がするという、幻惑的な好子出現によって遮蔽されているような気もする。ちなみに、このような電子音は携帯やPCの操作に随伴しているので、強化力がありながら、あまり気づかれてることのないステレス的な習得性好子になっているのではないかと疑っている。しかも、電子マネーの中にはポイントやマイレージ加算されるものもあり、新たに付加的随伴性が追加されているということも見逃せない。

Ecashbuying

というわけで、電子マネー。使い過ぎにはご注意を。

電子マネーが普及し始めた。自分の財布にもPASMO、SUICA、Edy、nanacoが入っている(早く規格を統一して一枚で済むようにして欲しいもんだ)。

日経新聞の記事によると、電子マネーの利用客は、現金で買い物をする客に比べて、客単価が15%近く高いらしい(2007.6.14)。電子マネーを使い始めるような人がそうでない人に比べて経済的に余裕がある可能性もあるから単純比較はできなのだが、購買行動にかかる随伴性が明らかに違うのもまた確かだ。

通常、現金決済の買い物行動には、欲しい物が手に入るという好子出現による強化と、代金を支払うという好子消失による弱化の両方がかかっている。

Cashbuying


これが電子マネー決済になると、直後に財布からお金がでていくというtangibleな嫌子消失の随伴性がなくなる(弱化からの復帰)。支払うたびに電子マネーの残高は減るのだけれど、その提示時間は一瞬で、正直言って、自分はよく見ていない。

決済と同時に「シャリーン」と“気持ちいい”音がするという、幻惑的な好子出現によって遮蔽されているような気もする。ちなみに、このような電子音は携帯やPCの操作に随伴しているので、強化力がありながら、あまり気づかれてることのないステレス的な習得性好子になっているのではないかと疑っている。しかも、電子マネーの中にはポイントやマイレージ加算されるものもあり、新たに付加的随伴性が追加されているということも見逃せない。

Ecashbuying

というわけで、電子マネー。使い過ぎにはご注意を。

日経新聞で掲載されていたベネッセ教育研究開発センターの調査報告からヒストグラムを描いてみた。

データは中学2年生における家庭学習の頻度。これまでに報告されてきた各種学力テストの結果と同様に、ふたこぶラクダ型に近い分布になっている。

Benesse2007middle

確かに“格差”が生じていそうだ。

ふむふむ、なるほど。

でも、いったい、いつ頃からこんな差が生まれるんだろう。そして、どうして(why)、どのように(how)。

同社のwebページには小学5年生のデータも公開されている(第4回学習基本調査報告書)。中学生と小学生とでは、なぜか質問項目が少々異なるのだが(小学生は「平日の家庭における勉強時間」)、度数分布のデータ区間を整理してグラフを作成してみた。

Benesse2007elementary

こうやってみると、小学5年の時点では、まだ家庭学習の程度にそれほどの格差が生じていない可能性もある。

もう少し調べてみよっと。

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先週の更新回数は{3}回でした。

Photo_1

大学院の講義で小野さんが発表した嫌子消失阻止による弱化の随伴性の例。

近所の話の長いおばさんにつかまってしまったときに、自分から話題をふる行動が減るという分析。

自分もこれよくやります(やりません)。

かなり笑えました。

Aimchart

怪しげながら、どこかにtruthがありそうで、どうしても気になってしまうのが、Precision Teaching と Standard Celeration Society。いくつか発表をチェックしたが、あいからずしっかりしたデータが少ない(彼らの「データ」の基準はトラディショナルな行動分析学とはかなりズレているから仕方ないといえばそれまでなのだが....)

今回、最も興味を持ったのは、web上でStandard Celeration Chart(SCC)の共有を可能にする AimChart。行動研究をコラボするときには、視覚化したデータを、チーム全員で、できるだけリアルタイムでみられる環境が重要なのだが、これはそれを可能にするかもしれない。

帰国後、期待半分、猜疑心半分でアクセスしたが、うまく動作しない。

う〜ん。やはり、truthではなくfaithの世界なのか....

Sandeigo_sm

国際行動分析学会、通称ABA(“アバ”)の年次大会に参加してきました。今年はサンディエゴ(LA)でした。

“アバ”といってもスウェーデンのポップスグループではありません(あ、古いか。ちなみにABBAはちょうど自分が大学生の頃に“ディスコ”で流れる曲を歌っていた人たちです)。

ABAの学会webサイトはここ。年次大会には世界中から3000人規模で行動分析家が集まります。

昨年は法政に転職したばかりで余裕がなく、久しぶりにパスしました。なので、2年ぶりの参加。こうなると、学問的活動だけではなく、旧友との交流もかなりのウェイトを占めます。まぁ、同窓会みたいなもんですね。

日本の学会と違って、欧米の国際学会はパーティーがあったり、ポスターセッションでもお酒がでたりと、かなりインフォーマルです。ABAの場合、生バンドをいれてのダンスタイムや、有志会員による寸劇やコメディショーまであります。こういうイベントはたいてい夜の10時過ぎから翌朝の2時くらいまで続きます。

もちろん早朝から夕方まで口頭発表や講演やシンポジウムや分科会の会議などが、40以上の会場で同時進行してますから、本気になると(^^)、飯を食う時間もありません。

実際、ABAから帰ってくると、たいてい体重は落ちてますね。ABAダイエットだ。

そうそう、日本にも何度か来日している、親友のJanet Twymanが会長になりました。会長講演では、ABAの現状とこれからの展望が語られました。このへんの話はけっこう面白く、日本でも考えていかないとならないことなので、おいおいレポートします。

例年は、学会会期中、リアルタイムでブログを更新することでABAの報告をしていたんですが、今年は直前に勢いで購入してしまった小型のWinマシンの調子が悪く、かつ、後半はナントぎっくり腰で寝たきりになってしまったので、滞りました。

しばらく腰痛と戦いながら授業や会議をこなすことになるので、ABAのレポートは先送り。

まぁ、ぼちぼちと。

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先週の更新回数は{0}回でした。

ごめんなさい(誰に謝るわけでもないんだけど.... ^^;;)

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