2007年5月アーカイブ

blogの更新

先週の更新回数は{4}回でした。

更新記録...後付けです。(^^ゞ

最新号の The Behavior Analyst に面白い展望論文が掲載されていた。

Silva, M. T. A., Gonçalves, F. L., and Garcia-Mijares, M. (2007, Spring). Neural Events in the Reinforcement Contingency. The Behavior Analyst, 30(1), 17-30.

脳内の特定部位に電気的な刺激を与えることが好子となり、ネズミのレバー押しを強化できたり、神経細胞の発火をドーパミンの投与で強化したり、あるいはマスコミでも話題になったロボットラットのように、無線で脳内刺激を提示することで、左右へ進む弁別を訓練するなど、行動分析学の原理やテクニックを駆使した、神経生理学的な研究をまとめたレビュー。

“ロボットラット”という名前からは、まるで人がねずみを自由自在に操るように聞えるが、この論文から想像するに(元論文は読んでません)、むしろ、人とネズミの遠隔コミュニケーションといえないこともない。「右に曲がって下さい」ぴぴぴ「う〜ん、いいよ」と右に曲がる。「ありがと」ぴぴぴ。みたいな。

興味を持ったのがNicolelisら(2002)のこの研究(←オンラインで読めます)。

はじめはねずみのレバー押しを水で強化する通常のオペラント条件づけ。ただし、この間、ねずみの脳内の発火パターンを収集・分析し、ねずみがレバーを押すときのパターンを特定する。そして、今度はそのパターンをリアルタイムで検知し、レバーを押す前に水で強化する。そうすると、ねずみはレバーを押さなくても、“レバーを押すことを考えるだけで(押すつもりになるだけで?)”で水がもらえるようになる。

思考が動作を介在せずに強化される。ほとんどテレキネシス。超能力とはこういうことか?(笑)

冗談ではなく、こうした研究が進むことで、身体に重篤な障害をもった人が、体を動かさなくてもコミュニケーションしたり、さまざまな機器を遠隔で操作できるようなる可能性がある。ロボットラットも災害時、たとえば建物が崩落して救助隊が入り込めないところなどを捜索することに役立つかもしれない。

SF的だが、おそくら近い将来に確実に実現する類いのテクノロジーだろう。われわれ行動分析家の活躍も期待されるのではないだろうか。

徳島のサマースクールの参加者募集が始まりました。

初級コース:7/31-8/1の2日間
中級コース:8/8-8/9の2日間

初級コースは遠隔で、中級コースは室内で(^^;;)、スーパーバイズします。

どちらも徳島ABA研究会の面々(みなさん特別支援教育に関わる現職教員の方々です)が、今から寝る時間を削って(!?)、運営します。ちなみに、会長の猪子さんは映画『眉山』で松嶋菜々子と共演を果たしました。

参加申込はこちらから。

Googlescholar

☆くんから貴重な情報提供あり。

なんと、グーグルスカラー(Google Scholar )から論文検索すると、Ciniiに登録されている論文がダウンロードできるじゃないですか。

大学のLAN内から、あるいはVPNクライアントをインストールしたPCからでないとダウンロードはできないと思っていたので、学生にもそのように指導していたのだが、これならVPNいらず。

試しにキーワード「行動分析 自閉症」で検索してみました。

自宅からでも問題なし。

金持ちGoogleがアクセスするたびに課金を代替わりしてくれてるのかな?

謎。だけど、ただ乗り(笑)。

☆くん、さんきゅう。

Bostonreport2007

猪子先生&田中先生によるマサチューセッツ州・ボストンの学校見学レポートを、iPodで見れる動画形式として、徳島ABA研究会のwebサイトへアップしました。

公立学校で行われている支援付きインクルージョンの話や、ABAの専門家がどうやって学校スタッフとして雇われ、仕事をしているか、生の情報を聞くことができます。

ボストンの寒さ、食事や移動におけるハプニングなど、研修企画会社によるツアーでは味わえない、個人手配の旅行ならではの異文化体験による感動もいっぱい(笑)。

興味のある方はぜひダウンロードして視聴してみて下さい。

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先週の更新回数は{2}回でした。

Secondlife

話題の Second Life を試してみた。

すでに全世界で600万人以上の人が登録し、企業も進出しているバーチャルワールド。リアルな世界と交換できるバーチャルな貨幣が流通していて(リンデン ドル)、すでに年収で数千万円稼ぐ人もいるそうだ。

とりあえず無料のベーシック版で登録し、ジーンズにTシャツ姿でうろうろ。空も飛べるし、行きたい場所を検索して“テレポート”もできる。

でも、怖い。他の人(のアバター)に話しかけられそうになり、すぐに逃げ出した。

匿名性は保証されていて、相手には自分が誰だか分からない。だから、恥ずかしさを感じることもないだろうと予測していたのに、これじゃリアルな世界よりも気を遣う。

Second Life向け、SSTとかあったらいいかも(笑)。

まっさら冗談でもなく、こういうバーチャルな世界で自分のアバターの行動への強化や弱化が、リアル世界での本人の行動にどのように影響するのか、興味津々。

First_person_070602

来る6/2(土)、立命館大学にて標記のシンポジウムが行われます。

日本では発達臨床や特別支援教育の文脈で注目を集めることが多い応用行動分析ですが、最近では一般臨床においてもそのプレゼンスを示しつつあるようです。

従来から立命館大学では「対人援助」というテーマに学際的な取組みをされておりますが、今回のシンポジウムもそうした流れの一つのようで、とても面白そうです。

日本行動分析学会後援。お奨めです。

主催:立命館大学人間科学研究所(臨床人間科学オープンリサーチセンター)
後援:日本行動分析学会(公開講座)
日時:2007年6月2日(土)13:30~17:30(13:00開場)
場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館1Fカンファレンスルーム(定員120名)

このシンポジウムは「一人称の科学」(First Person Science;Gendlin & Johnson, 2004)をめぐって,フォーカシングと臨床行動分析という通常では接点がないとされる,2つの対人援助の立場が対話する「知的アリーナ」です。ここでは,臨床心理学,心理療法,さらには対人援助の「共通言語」の構築を目指していくために,この領域における「科学(性)」や,その具体的な方法論をラディカルに捉え直していくことを目的としています。

皆さまには,このアリーナにおいて次代の対人援助の「共通言語」が構築されつつある,まさにその場面にお立ち会いくださり,その討論にご参加くださいますと幸いです。


話題提供者(発表順;敬称略):
1)村里忠之(帝京平成大学健康メディカル学部臨床心理学科/准教授)
「一人称の科学―複雑に応答する秩序について」
2)武藤 崇(立命館大学文学部人文学科/准教授)
「First Person(一人称)とは『私』なのだろうか-『科学』は何のために,誰のために」
3)村川治彦(イーストウエスト対話センター/主宰)
「『一人称』における体験と言語-身体感覚とメタファーの関わり」
4)井上雅彦(兵庫教育大学大学院臨床・健康教育学系/准教授)
「自閉症児に『一人称』を教えるために-内的事象の言語化と強化随伴性という環境操作の関係性-」


指定討論者(発表順;敬称略):
1)中川吉晴(立命館大学文学部人文学科/教授)
2)望月 昭(立命館大学文学部人文学科/教授)

以下に参加方法と予約フォーム:

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先週の更新回数は{2}回でした。

Wordspacingoff

Wordのおせっかいな機能シリーズ。

段落先頭に一文字スペースをあけるとき、その大きさが段落によって変わってしまうことがある。

左詰めでなく均等配置になってるせいかと思ったけどハズレ。

正解は「文字間隔の調整」。

Mac版のWordだと「環境設定」の「体裁」で、「文字間隔の調整」を「間隔を詰めない」に設定してやれば、このおせっかいな機能が解除できます。

Wordspacingoffset
Petrecycle

近所のサミットストアにあるペットボトルの自動回収機。

キャップとラベルをはいで、筒型のベルトコンベアに差し込むと、ガタガタいいながらのみ込んでいく(おそらく内部で粉砕しているんだと思う)。

何十本かに1回くらいの割合で当り券が発行されて、サミットでのポインと交換できる。

半年くらい前までは1ヶ月に1回くらいは当りがでてたのに、ここのところゼロ行進。

ペットボトルの取引価格によって強化スケジュールの比率を調整できるようにしてあるんだろうけど、こないだ試しに40本近く溜めてから持っていったのに、やはり当たらない。

もしかして故障?

もしかしてVI?

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先週の更新回数は{2}回でした。

Hoseisotoborictu

法政大学市ヶ谷キャンパスに新校舎がおめみえ。

まだ工事中かい?? と思うような外装だが(吉村先生によれば冷暖房効率を上げるためのエコ仕様らしい)、内部は教室の壁に透明や半透明のガラスが多用してあるCTU仕様(←わからない人はこちらをどうぞ)。

エスカレータあり、コンビニありと、まさに都市型キャンパス。都市型にしてはやたらフリーな空間が大きくて無駄っぽい気もするけど、ブラインドとかが電動で開閉できたり、教室の鍵が遠隔でロックできたり(されたり ^^;;)と、メカマニアにはたまりません。

現在、富士見坂校舎の中庭も工事中。次は何が建つんだろ。

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