2007年4月アーカイブ

日本語で読める行動分析学」をAmazonへのリンク集としてまとめなおしたときに、これまではほぼ入手不可能だと思ってあきらめていた図書が、何冊か古書(ユーズド)として出品されているのを発見し、嬉しくなって即購入しました。

About Behaviorismの訳本である『行動工学とはなにか』は破格の¥6,800でゲット!! 他にも出品されてましたが、その価格は¥28,900よりですから、これは超が3ヶくらいつくお買得品。

行動工学とはなにか―スキナー心理学入門 (1975年)行動工学とはなにか―スキナー心理学入門 (1975年)
犬田 充

佑学社 1975
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さらに今は亡きドン・ベア先生の奥さんであるピンクストン先生らが書かれた本の訳書『高齢者の在宅ケア』も¥2,640で購入。残念ながら今のところ他には出品されていません。高齢化社会で在宅ケアニーズが高まっている我が国では、いまこそ必要とされる本なので貴重です。

高齢者の在宅ケア―家族に対する新しいアプローチ高齢者の在宅ケア―家族に対する新しいアプローチ
E.M. ピンクストン N.L. リンスク E.M. Pinkston

ミネルヴァ書房 1992-03
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他にも、かつて学生に貸出して紛失してしまった『オペラント行動の基礎と臨床—その進歩と展開 』も出品されています。価格が¥18,000と高価なので少し様子見です(笑)。

ネットで高価に売れるのに過小評価されている古書を、古本屋などをせっせと回って買い集め、このようにAmazonなどへ出品して稼いでいる人たちがいるそうです。

行動分析学関係の埋もれた古書をぜひもっと発掘して世の中へ再び流通させて欲しいものです。

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先週の更新回数は{2}回でした。

Googledocsandspreadsheet_1

Skypeで遠隔ゼミをしているときに、資料の一部を指さして「ここが、ここが!!.」と言いたくなることがある。というか、それができなくてフラストレーションを感じることがある。

調べてみると、ネットの向こう側とこちら側でデスクトップを共有し、同じ画面を見たり、マウスでポイントしながら話ができるソフトもあるようだ。ただし、ほとんどが有料。それもけっこうなお値段。

そこでGoogle Docs & Spreadsheets を使ってみることにした。

WordやExcelとやわらかな互換性のある書類をネット上で共同作成できる。デスクトップ共有ではないので、相手のマウスカーソルは表示されないが、書込まれたことは数秒のうちに反映される。しかも無料。

使ってみた感想:ベストではないがじゅうぶん活用できる。

遠隔ゼミでリアルタイムに見せあうというよりも、一つの資料を共同で作り上げるのに重宝しそうでもある。

世の中、便利になっていくもんだなぁ。

できたてホヤホヤの本ですが、これはいい。

小中学校の通常学級で特別支援教育に携わっている教員の方々には必読書といってもいいかもしれません。

行動分析学をベースにしていますが、専門的な難しい話はでてきません。高機能自閉症やADHD、LDなどの障害を持った子どもさんや、診断はされていなくても気になる子どもさんを、通常の授業などの集団指導場面でどのようにサポートできるかといった指導のコツを、漫画も交えてわかりやすく説明してくれています。

個別の指導計画や支援計画の作成や、校内委員会の運営など、特別支援コーディネーターに指命された先生が、明日からでも取りかからなくてはならない仕事についても解説があり、使えそうな本です。

さっそく数名の先生方に紹介しました。☆5つ。

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先週の更新回数は{2}回でした。

とうとうウチにも地デジ対応液晶TVがやってきました。中型だけどハイビジョン対応。世界に誇る亀山産(笑)。

アナログ放送との差は思ったより歴然としていて、しかもノーマルとハイビジョン放送の違いも段違い。

というか、納品直後は微々たる違いだなぁと感じていたのに、1週間くらいしてから同じ番組のアナログ版に切り替えてみたら、もう耐えられませんってほど絵がにじんでボケて見える。

迷惑なのはこの感受性の変化がホームシアターのプロジェクターにまで般化しちゃったところ。今まで感じていなかった画像の粗さや暗さを感じるようになってしまった。

プロジェクターまで買換えさせる気か!

一方、音楽の方は、CDから192kbpsでリッピングしたデータをiPodで聴いているけど、これに不満はほどんどない。確かに若干の物足りなさはあるけれど、ポータブルCDプレイヤーに戻ろうという気はさらさらない(人によってはいまだにレコードを聴いたり、CDでも高級AVでなくちゃ聴けないって人もいるけど、圧倒的に少数派だ)。


この違いは何だろうか?

圧縮して欠損したデータの量が違うのか、それとも視覚と聴覚とでは感受性の働き方に違いがあるのか。

謎。

Autismdvd

今年度から学部の「学校心理学」という講義を担当しています。

うちの学科では、教育心理や学習心理、認知心理や行動分析学、発達心理やカウンセリングは別の授業として開講されているので、この授業では主に発達障害や学習障害、不登校やいじめなどの課題と解決支援について、行動コンサルテーションという角度から紹介する予定。プラス、インストラクショナルデザインの考え方の習得。

自閉症やADHDなど、発達障害を持った人たちへの心理教育的援助サービスを、こうした人たちと関わったことがない学生に教えるのは至難の業です。自閉症の定義だって、DSM-IVの項目をいくら暗記したって、実際にそういう行動を目にしないとピンとこないものです。

なので今回は日本自閉症協会が作成した『自閉症の子どもたち:バリアフリーを目指して』というDVDを授業で紹介しました。

受講生からは、

○「今まで、自閉症という名前から、別のイメージで自閉症を捉えていましたが、先日のビデオを見て全くの誤解だということがわかりました」
○「自閉症をもっと理解したい。今回のDVDを見てそう思いました」
○「自閉症の人のことを初めてきちんと知ったのでとてもいい機会になりました!このDVDを見て、自閉症の人も周りの環境によって生活しやすくなるんだということが分かりました。自閉症という脳の障害はまだまだ世間に知られていないので、私たち周りの人間がいかに自閉症の知識を広めていくかが問題だと思いました」

といった感想が聞かれました。

やはり百聞は一見にしかず、ですね。

残念ながらこうした教育用ビデオ教材は希少です。いろいろ調べてみましたが、ほとんど存在しないんですね。日本自閉症協会とこのDVD制作に関わったご家族の方々には敬意と感謝をあらわしたいです。

ちなみに実録は少ないけど、自閉症をもった人たちが登場するドラマや映画は増えているような気もします。ダスティン・ホフマンの「レインマン」は古典ですが、最近では篠原涼子(←ファンです ^^)がお母さん役を好演した「光とともに…」が印象に残っています。

参考までに、自分が観たことがある映画やドラマをリストしておきます。

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松本 朋子

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レシート調査という手法に興味があった読んでみた本。

レシートにはいつどこで何を(何と一緒に)買ったなど、購買行動に関して重要な情報が満載されている。これを同一個人について収集していくことで、従来のインタビューなどによる聞き取り調査よりもリアルな購買行動の情報を得られるということ(らしい)。

女性は論理よりも感性で商品を選ぶとか、自分が欲しいものだけじゃなくて人に買ってあげたら喜ばれる(and/or 一緒に楽しめる )という点も重要であるなど、面白い視点もあった。

前者は、商品の機能的な価値(instrumental な強化力)だけではなくで、嗜好的な価値(hedonicな強化力)を検討すべしということだろうし(当然、商品カテゴリーによってその配分は変わってくるだろうし)、後者は自らの行動に関する言語行動よりも、行動そのものを測定した方が妥当性の高いアセスメントができるということだ(特に言語行動と行動との随伴性が異なる場合には)。

Geniiで検索してみたけど、こういう手法を使っている学術研究は見つからない。ゼミ生の卒論テーマとして提案してみようかな。

かつて「日本語で学べる行動分析学の図書」というリストを作ってHPで公開していました。

2003年以前。まだAmazonとかのオンライン書店が今ほど充実していなかった頃。そして行動分析学の和書も限られていた頃でした。

あれから数年がたち、今ではネットで「行動分析」をキーワードに検索すれば、たちどころに関連図書が見つかって、注文までできるようになりました。便利な世の中になったものです。

行動分析学の和書も増えました。特別支援教育関係など、応用系の本ばかりではなく、基礎系の教科書的な本も、理論的な本も、初学者向けの本も、専門性の高い本も出版されるようになりました。その結果、嬉しい悲鳴ではありますが、とてもじゃないですが、私個人がすべて読めるような量でもなくなりました。

というわけで、上記のリストの必要性も低下し、すべての本をフォローすることも現実的ではなくなったので更新もやめていましたわけです。でも、考えてみたら、このブログでは読んだ本の感想なども書き込んでいます。それにココログでは最近(いつそうなったのかわからないのだけれど)、記事のカテゴリーを複数選択できるようにもなりました。

そこで、今回、旧「日本語で学べる行動分析学の図書」リストをAmazonへのリンクリストとして更新し、かつ、これまでこのブログで紹介した本のうち、行動分析学に関する本の記事を「日本語で読める行動分析学」というカテゴリーに整理し直してみました。トップページ、左上部のリンクをクリックすれば、このカテゴリーに属する記事が表示されます。

私の研究室には、「これから読む論文」が入っている箱と、「これから読む本」という本棚の一角があるのですが、貯金は貯まるいっぽう。読むべき本を読まないと、読んでいれば得られる好子を得られないわけだから、貯金ではなくて借金なのかな(笑)。

これを機に、少しずつでも借金を返済していこうと思います。


「日本語で学べる行動分析学の図書」のAmazonへのリンクリスト版は続きへ。

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先週の更新回数は{2}回でした。

ひ、ひどい。

あまりの忙しさにブログを放置してました。しばらくは余裕なし。これも後付け。

Precision Teaching は、基礎学力の向上に有効であることが実証されている、行動分析学をベースにした教授法です。Ogden Lindsley博士らが中心になって開発しました。読み書き計算の基礎スキルの流暢性を向上させることで、注意や記憶の保持や応用力(文章題など)へもポジティブな成果を及ぼす指導法と言われています。

日本では100マス計算がブームになり、導入している学校も多いようです。基礎スキルの正答スピードを上げることを尊重し、繰り返しの練習をに注力するところは、Precision Teaching と共通です。

国際行動分析学会の分科会としてStandard Celeration Societyというコミュニティがあり、Journal of Precision Teaching and Celeration という機関誌も発行しています(1981-)。購入できる教材もそろっています(たとえば、ここ)。

しかしながら、初学者向けの教科書というかマニュアル本がなく、ゼロから学ぼうとすると、正直言って、何がなんだかわかりません。私も大学院生のときに授業で紹介され、国際行動分析学会のワークショップ(有料の研修会)にも何回か参加しましたが、いまだに謎の部分も多いのです。

このたび、Rick Kubina先生(Pennsylvania State University)が、Precision Teachingに関わるいくつかのビデオや音声をPodcastの形式で公開されました。教室で子どもたちが学習に取り組む様子もこれでわかります。

あ〜、こういうことなんだ。と、勘をつかむのにちょうどいいと思いますので紹介しますね。

動画の閲覧にはAppleのQuickTime(もしくはiTunes)が必要です。

Precision Teaching: Party Movies(←これをクリック)

Sakurasaku

新学期もスタートしたことだし、心意気新たに、習字をしてみました。三十年ぶりくらい。

とはいっても、筆も墨汁も使わず、パソコンとマウスで。

このサイトでお習字できます。お試しあれ。

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