J-ABA報告(1):まずはお礼から

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(↑大会記念クリッカー。Tシャツほど売れないのでは?という私の予想をくつがえし、完売だそうです。Hats off to 中島先生。)

関西学院大学で開催された第24回日本行動分析学会年次大会。この上ヶ原キャンパスに来たのは二回目ですが、ほんとうにきれいですね。正門入って正面に広がる芝生と時計台と背後の青空の組み合わせは、なんとなくスタンフォード大学を思い出させます。建物はすべて低層で、間に小川が流れていたりするところは、郊外型キャンパスの強みでしょう。忙しくても癒されそう。

会場に入るといきなり冷たいおしぼりのサービス!(こんなの初めて)。休憩室に常に最新の情報がスライドショーで流れていたり、ロゴ付きクリッカーが記念品として販売されていたりと、あちこちに工夫がみられた大会でした。快適な学会環境をつくって下さった大会事務局およびスタッフの皆さまに、この場を借りてお礼を申し上げます。

ちなみに発表件数、大会参加者数とも新記録達成だそうです。

ただ、昼休み1時間にポスター発表の在籍時間が集中したのは辛かった。自分の発表があるとその時間枠の他の人の発表をみるのはほぼ不可能。他に30分の任意の在籍時間がもうけられるようになっていたのですが、話をききたい発表者が自分の自由時間に在籍しているとは限らず、かなり見逃しました。おそらく、本学会設立以来の方針でもある、基礎と応用の人たちができるだけ同じ発表をきくために「シングルトラック」を基調とするという方針を貫かれたのだと推察されますが、参加者総数が増えてくるとそれも難しいのかもしれません。

徳島からきた鳴教+修了生グループからは、初心者向けの講座があればいいのですが、という声もあがりました。これは以前から課題になっている件です。実は本家ABA(国際行動分析学会)では、大会前日にワークショップという講座がいくつも用意されています。ほとんどは会員の持ち込み企画で、いわゆる講習会や研修会を有料で提供しています(初心者向けだけではなく中級〜上級まであります)。

今年度は大会事務局が「市民講座」を開いてくださいましたが、今後はぜひ会員向けの「講座」も企画したいところですね。

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奥田健次の教育改革ぶろぐろ部 - 行動分析学会の千秋楽。 (2006年9月 4日 16:01)

今日はもう1件の発表。千秋楽なので閑散としてるかなと思ったが、それでも盛況だった 続きを読む

応用行動分析学&特別支援教育探求道 - 2006行動分析学会 (2006年9月 6日 03:43)

日本行動分析学会第24回大会が関西学院大学で行われました。行動分析学会は基礎分野と応用分野の研究者が同じ場で発表し討論できる貴重な学会です。  今回その特徴をあらわしていたシンポが「行動変動性の実験研究とその応用可能性」というシンポでした。基礎分野からは八賀洋介先生、山岸直基先生、応用分野からは武藤崇先生が話題提供されました。  「行動変動性(behavioral variability)」とはいわゆる行動のばらつきのことで、簡単にいえば、いままであるやり方で強化されていた行動が、問題... 続きを読む

コメント(2)

桜花学園大学の平山です。

2日の懇親会では、サインをどうもありがとうございました。

お話もさせていただけて、感激でした。

『奥田ゼミでいばらの道。』で、頑張ります。

どういたしまして、平山さん。

いばらの道がそのうちバラの道になるように頑張ってください。

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