統計のウソ

日本の食料自給率は40%? それとも70%?

日経新聞(2005.2.21)によれば「どちらも正解」。40%はカロリー換算、70%は金額換算で、野菜や果物など値段は高くてもカロリーが低い国内産の食料があるために、これだけの開きがでるという。

他にも、「保育園の待機児童数」や「国民年金保険の納付率」を例に上げ、政策決定の基本となるデータが意図的に歪められていることがある可能性を指摘している。

どの統計も物事の一面でしかない。しかも、作成者の意図が隠されている場合もある。利用者は絶えず行間を読む姿勢が必要だ

という主張にまったく賛成する。

日曜のテレビ番組で中山文科相が、総合学習の時間の活用の仕方を見直すと発言していた。どうやら廃止にはしないらしい。

総合学習の時間という時間割の問題は、そこで何を教えるべきかという指導目標についてのスタンダードがないことだと思う。小中学校の段階で、各教科単独では確かに教えにくく(教えられないわけではないと思うけど)、横断的な教材や活動の方が教えやすいことは確かにあると思う。

上のような「統計のウソ」を見破るための思考などはその一つだろう。

体験学習のように、どんな活動をするのかといった指導方法の見直しではなく、いま子どもたちに何を教えるべきかという、指導目標の検討をお願いしたい。

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