考えすぎのエンジニア

システムエンジニアやプログラマーの人には論理的で聡明な人が多いと思う。
だが、それゆえに、ときどき、考えすぎのようなソフトウエアの機能にお目にかかったりする。

自分はEGWordというワープロソフトを使っているのだが、今回とある原稿を執筆するために初めて「縦書き」モードを使っている。それで驚いたのは、原稿レイアウトを縦書きにすると日本語変換ソフト(EGBridge)の変換キーもそれに応じて縦横が変わってしまうことだ。

たとえば、ひらがな入力して漢字に変換する範囲を決めるのに、通常の横書きモードでは横方向のカーソルキーを使うわけだが、縦書きにするとこれが縦方向のカーソルキーになってしまう。確定も下キーだったのが左キーになる。

egbridgetate

論理的にはこれで正解だろうが、使用感はめちゃくちゃ悪い。誤動作・誤変換の連続で、学習能力のある辞書だからアホ変換をたくさんするようになってしまった。

さっそくエルゴソフトのカスタマーサポートに相談したところ、縦書きでも横書きと同じ変換キー操作を実現するためには「キー割当ツール」を使って自分で設定しないとならないらしい。

同じような問題を抱える人はおそらく私以外にもいるだろうから、ぜひデフォルトでキー設定を選べるようにして欲しいものだ。

アタマで論理的に設計しただけでは不十分で、テストユーザーを使って人がいかに論理的には行動しないときがあること、そしてそれを製品の品質向上に活かして行くことが大切かを示す一例だと思う。

「考えすぎ」のもう一例。今、ちまたで話題の一太郎のヘルプ機能。特許かどうかは別として、はたして実際に使っている人がどれだけいるのだろうか....

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