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アトムを探せ!:中間報告(1)

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女子バレー部の4人の選手を対象に検討してきた「アトムを探せ!」プロジェクト。

第一段階の結果はいまいちはっきりしないものとなった。

今回は、まず標的とするパフォーマンスを決め(アタック/サーブ)、その下位行動をアトムとして探していったわけだけど、
(1)あたりをつけた運動(下位行動::アトム候補)の熟達性を上げるのに時間がかかる(2〜3週間)。
(2)パフォーマンスに影響を与える下位行動は(あたりまえだけど)ひとつではなく、また、どれが強いか/弱いかに個人差がある。
(3)パフォーマンスが低い理由も個人個人で異なる。下位行動の熟達度が低いというより、フォームに改善の余地(これも下位行動に分解できるのかもしれないけど)がある選手もいる。
(4)フォームに改善の余地がある場合には、下位行動の熟達度を上げるより、正しいフォームを分化強化するような指導法の方が有効そうである(例:ビデオフィードバック/サーブの打距離のシェイピングなど)。

のような問題があった。

アトムを探しながらコーチング技法も開発してしまおうとした、二兎を追う欲張りさが禍したかも。

アトムを探すなら、まずはそれだけに集中して、複数のパフォーマンスに関する測度と、複数のアトムに関する測度を、もっとたくさんの選手で測定して相関分析を行い、先に全体的なアタリをつけてしまってから、パフォーマンスに高い相関を持つアトムを練習するような順番がいいかもしれない。

と、本日のミーティングで提案する予定。

コメント(1)

南先生によれば、いわゆる基礎体力の測定は筋力と持久力に重点を置いたものが多いので、スポーツ(特に球技系?)への相関は低いのでは?との話。たしかにそうだろうなぁ。

上田先生によれば、球技系に必要なのは「コーディネーション」で、それは実は東ヨーロッパでたくさん実践されているらしいとのこと。かつては、現在では許されないような人体実験まで行われていたという(ホンマかいな)。実証的な研究もあるということなので、調べてみる価値ありかも。

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