2003年12月アーカイブ

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某大学で見つけた注意書き。下水の蓋に貼ってあった。  こういう注意書きって、どれくらい効果があるんだろう? 効果があるとしたら、どうして効果があるんだろう? とフト考えた。  この鉄格子を灰皿だと勘違いして吸い殻を捨てに来る人はいないはずである(いないよね)。この辺りは、ちょうど講義棟の入口なので、授業に行く前に学生たちが立ち話していることが多い。吸い殻を捨てる輩は、ここでタバコを吸って、そのままここに落とすわけだ。  ちなみに、吸い殻は鉄格子以外のどこにでも落とせるのに、格子からわざわざ下へ落とし込むということは、モラルがないとされる彼らにとっても、吸い殻が道ばたに落ちている光景がある程度は嫌子として機能することを示している。

A:先行条件 B:行 動 C:結 果
タバコを吸い終えたとき 吸い殻を下水に落とす 吸い殻が見えなくなる(↑)


 ところが、吸い殻を持って帰るとか、ホンモノの灰皿を探しに行くという行動を強化するほどではないわけだ。  

 
A:先行条件 B:行 動 C:結 果
タバコを吸い終えたとき 灰皿まで捨てに行く 吸い殻が見えなくなる(−)

 となれば、果たしてこの張り紙に効果はあるだろうか?
 効果があるとすれば、このような張り紙が「誰かが見ている」→「見つかって怒られる可能性がある」という弱化の弁別刺激として機能した場合だろう。
 
A:先行条件 B:行 動 C:結 果
張り紙 灰皿まで捨てに行く 怒られなくてすむ(↑)

 データの裏付けがない話で申し訳ないのだが、どうも最近の学生さんには(あるいは大人でも?)、このへんの刺激が機能していないような気がする。「ここに吸い殻を捨てた人からは千円の罰金をいただきます」と、行動の結果をかなり明確に記述したルールでないと従えない(「ピンとこない」)人が多くなっているような気がするのだ。
   3学期が楽しみである。  
 ちなみに、下水に吸い殻を落とされるのを確実にブロックするのが目的なら、自分だったらホンモノの吸い殻を設置しちゃうだろうなぁ。
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某大学で見つけた注意書き。下水の蓋に貼ってあった。  こういう注意書きって、どれくらい効果があるんだろう? 効果があるとしたら、どうして効果があるんだろう? とフト考えた。  この鉄格子を灰皿だと勘違いして吸い殻を捨てに来る人はいないはずである(いないよね)。この辺りは、ちょうど講義棟の入口なので、授業に行く前に学生たちが立ち話していることが多い。吸い殻を捨てる輩は、ここでタバコを吸って、そのままここに落とすわけだ。  ちなみに、吸い殻は鉄格子以外のどこにでも落とせるのに、格子からわざわざ下へ落とし込むということは、モラルがないとされる彼らにとっても、吸い殻が道ばたに落ちている光景がある程度は嫌子として機能することを示している。

A:先行条件 B:行 動 C:結 果
タバコを吸い終えたとき 吸い殻を下水に落とす 吸い殻が見えなくなる(↑)


 ところが、吸い殻を持って帰るとか、ホンモノの灰皿を探しに行くという行動を強化するほどではないわけだ。  

 
A:先行条件 B:行 動 C:結 果
タバコを吸い終えたとき 灰皿まで捨てに行く 吸い殻が見えなくなる(−)

 となれば、果たしてこの張り紙に効果はあるだろうか?
 効果があるとすれば、このような張り紙が「誰かが見ている」→「見つかって怒られる可能性がある」という弱化の弁別刺激として機能した場合だろう。
 
A:先行条件 B:行 動 C:結 果
張り紙 灰皿まで捨てに行く 怒られなくてすむ(↑)

 データの裏付けがない話で申し訳ないのだが、どうも最近の学生さんには(あるいは大人でも?)、このへんの刺激が機能していないような気がする。「ここに吸い殻を捨てた人からは千円の罰金をいただきます」と、行動の結果をかなり明確に記述したルールでないと従えない(「ピンとこない」)人が多くなっているような気がするのだ。
   3学期が楽しみである。  
 ちなみに、下水に吸い殻を落とされるのを確実にブロックするのが目的なら、自分だったらホンモノの吸い殻を設置しちゃうだろうなぁ。

前回、「使えない」とした携帯ムービーだが、Appleから携帯ムービーに対応したQuickTimeがリリースされて、希望の光が見えてきた。

とりあえずMacOSX10.3(パンサー)上のQuickTimeProでau携帯で撮影したムービーを読み込み、QuickTimeMovieとして書き出したものを、.Macの個人サイトOnTheRiver@.Macにアップロードしてみた。

すると、パンサーのMacだけじゃなく、ジャガーのMacでも動画が再生できた。これはお手軽だ。

ところがXPのIEから同じページにアクセスしても、QuickTimeのコントロールアイコンだけで、画像は表示されなかった(なぜか音声は再生できる)。Windowsバージョンは未対応なのか??

学校への侵入事件が続発している。先日のニュースでは、学校の門は開かれたままで、監視カメラはあっても監視している人がおらず、警報システムはオフになっていた、という事実が伝えられていた。

 大阪教育大学附属池田小学校での悲惨な事件の後に、監視カメラなどを設置する学校が増えたということだが、モノをそろえるだけで「対策」がなされたとみなしてしまう、この国の(文科省の)思考の弊害があらわになっている一例だ。

 そもそも日本の公立学校には一日監視モニターの前に座って、侵入者をチェックするような人は配置されていない。監視者がほとんどいないのに監視カメラだけが設置されているという実態は、全国を見渡しても、たぶんそれほど珍しいことではないはずだ。

 校門を閉めておくという方針も形だけの対策である。学校の門なんて乗り越えようと思えばいくらでも乗り越えられるし、そもそも犯罪を意図した侵入者にとって、わざわざ門を通る理由はない。子どもや業者が通るたびにブザーがなってうるさいので警報システムは切ってあったというのは、問題こそあれ正直な話である。

 ほとんどの校長、ほとんどの教員には、監視カメラや警報システムというモノだけを導入するという
お役所先導の対策の無意味さは十分わかっているはずだ。ところが、かといってそれを表だって表明することはほとんどない。「お上のすることに文句を言うなら、それなりの罰がある」という《ルール》が、それが《本当の随伴性》かどうかは別にして、この業界を強力に支配している。

 それゆえに、お役所としては、お金をかけて設置したシステムがほんとうに機能しているのかどうか、評価する必要があったはずだ。全国の小中学校に×××台の監視カメラが設置されたことで安全対策の仕事が終わってしまっていたところに問題があると思う。

出発待ちの羽田空港で時間つぶしにYahoo!カフェに入ってみた(飛行機に乗り遅れたというウワサである)。

 メールをチェックしたり、コラボネットの掲示板に書き込んだりするうちに、自分のblogページのフォーマットが崩れているのを発見! 引用の枠内は左寄せにしたはずなのに(Macではそのように表示される)、XPのIEではセンタリングされてしまっているではないか。

 やだなぁ、こういうの。

 おっと、こんなことしてたら、また乗り遅れる。

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自閉症を持った子どもたちへの教育支援方法として「ソーシャルスト−リーズ」なるものが注目されている。

 音声言語の理解は苦手でも文章やイラストを読むと理解しやすい子どもたちに、活動の内容や作業の手順、学校や家庭で守らなくてはならないルールなどを説明するのに有効であるという評判だ。

 しっかりした実験や研究はまだそれほど行われていないようである。というか、もしかしたら単純に視覚支援の一つにすぎないのかもしれない。我々健常な大人でも、専門用語が飛びかう難しい話は、聞くより読む方が理解しやすい。それと同じことなら、格別に新しい考え方ではない。

 とはいえ、対応が難しい子どもたちを毎日相手にしている先生方や保護者の方に、少しでも役に立つ情報はないかとネットを検索していたら、こんなサイトを見つけた。

Polyxo.comでは、自閉症の子どもたちへの指導方法がわかりやすく整理され、紹介されている。ソーシャルストーリーズの作成方法や具体例もアップされている。応用行動分析学についての解説もある。特に「データ」についての説明は的を射ていて、このサイトの情報を信用するに値するものにしている。

 こういうサイトが日本にも増えるといいのだが.....

行動分析学MLでコラボネットのblog(『コラブログ』)の案内をしたら、さっそく岡山大学の長谷川先生からコメントをいただいた。

ずいぶん以前からweb日記を書いていらっしゃる長谷川先生によれば、投票システムでわかるランキングが好子として働くという。たとえばこんなシステムだ。(長谷川先生のweb日記はこちら

これに対して自分が考えたこと(MLでの返信):

この手の執筆行動がどのような好子で強化されているのかとても興味深いです。私の場合、必ずしも読み手のアクセス(「投票」など)だけではないような気がします(アクセスカウンターとか見ないし)。
 むしろ、日常ちょっと気になったことをそのままにせず、少しでも時間をとって考えて、意見や分析をまとめてみる。そのことで、何かしら筋の通った説明ができたり、あるいは説明がつかないことがはっきりしたりすることが好子として機能しているような気がします。
 webに残しておくと、他の人に読んでもらえる可能性があるというメリットももちろんありますが、手書きだと字が下手だから後で読めなくなるし、パソコンにローカルに保存しておくとファイルを紛失するしと、むしろセルフマネジメント的なメリットも大きいです。
 ただ、自己完結した考察だと深まらないし、それ以上の発展もないので、同じようなトピックについて一緒に考えてみるようなことが、blogのコメントやトラックバックという仕組みを使ってできたら面白いかなと考えているわけです。

そしていきなりの新企画は『今週のダイアグラム』!!

 

A:先行条件 B:行 動 C:結 果
何か腑に落ちないことに気づく 考えて文章にしてwebにアップする 考えがまとまる(↑)
webが更新される(↑)
後から読み返せる(↑)
他の人も読んでくれる(−)

 


行動分析学MLでコラボネットのblog(『コラブログ』)の案内をしたら、さっそく岡山大学の長谷川先生からコメントをいただいた。

ずいぶん以前からweb日記を書いていらっしゃる長谷川先生によれば、投票システムでわかるランキングが好子として働くという。たとえばこんなシステムだ。(長谷川先生のweb日記はこちら

これに対して自分が考えたこと(MLでの返信):

この手の執筆行動がどのような好子で強化されているのかとても興味深いです。私の場合、必ずしも読み手のアクセス(「投票」など)だけではないような気がします(アクセスカウンターとか見ないし)。
 むしろ、日常ちょっと気になったことをそのままにせず、少しでも時間をとって考えて、意見や分析をまとめてみる。そのことで、何かしら筋の通った説明ができたり、あるいは説明がつかないことがはっきりしたりすることが好子として機能しているような気がします。
 webに残しておくと、他の人に読んでもらえる可能性があるというメリットももちろんありますが、手書きだと字が下手だから後で読めなくなるし、パソコンにローカルに保存しておくとファイルを紛失するしと、むしろセルフマネジメント的なメリットも大きいです。
 ただ、自己完結した考察だと深まらないし、それ以上の発展もないので、同じようなトピックについて一緒に考えてみるようなことが、blogのコメントやトラックバックという仕組みを使ってできたら面白いかなと考えているわけです。

そしていきなりの新企画は『今週のダイアグラム』!!

 

A:先行条件 B:行 動 C:結 果
何か腑に落ちないことに気づく 考えて文章にしてwebにアップする 考えがまとまる(↑)
webが更新される(↑)
後から読み返せる(↑)
他の人も読んでくれる(−)

 


コラボレーションネットワークでblogスペースを無料で貸し出すプロジェクトがスタートした。

藤原さんのサイトとの間でコメントやトラックバックの練習をしてみた限りでは、このblogというツールは確かに面白く、工夫次第でいろいろな目的に使えそうだ。

あとはコンテンツの充実。blogは911事件をきっかけに全米に広がったというけれど、日本でもこれから発展しそうだ(@Niftyでもサービスを始めたし)。

コラボレーションネットワークでは「教育における問題解決」というテーマの制限があるけど、なにしろ無料だし、広告もはいらないし、ぜひ、興味ある人はどんどんblogを立ち上げていただきたいと思います。

案内はここから。

(宣伝でした ^^)

藤原さんの『「考えることは楽しい」ことを教える』を読んで考えたこと。

とりあえず「考えること(とその前提となる「気づく」「見る」いうこと)」を体験させるような仕組みを考えたい,というのが私の発想です.

《「考えることは楽しい」ことを教える」》という指導目標には2つの問題がひそんでいる。

1つは「考える」という行動がとても広範囲な行動群(クラス)を含んでいること。「彼女とのデートのことを考える」、「バイト先のうるさい先輩のことを考える」、「TSUTAYAにいつCD返し行くか考える」... これらはすべて「考える」という行動だが、「考える」ことを教えようとしている人たちは、もっと限定した「考える」を考えているはずである。

 文科省の「考える力」を育てるという教育目標が、目標自体は立派なのに、とかくスローガンで終わりがちなのは、「なにを、どんなふうに考えるのか」という目標の具体化がほとんどなされていないからだと思う。伝統的な心理学の知能に関する研究を引用するまでもなく、汎用的な知能というのは存在しない。数学や物理学の専門家が彼らの専門領域では「論理的思考」を発揮しても、専門領域以外の、たとえば対人スキルになると、必ずしも「論理的思考」のエキスパートではないことからも分かるように。

 たとえば、私のパフォーマンスマネージメントに関する講義では、学生に自分たちが取り組んでいる問題を論理的、行動的に分析して解決策を導くためのトレーニングをしている。学生たちはダイエットや友達関係や節約など、自分たちの生活に密着した問題を論理的に分析することで、行動に関する論理的思考をマスターしていく。授業中に行う様々なエクササイズを通して気づくのは、考える解の数に大きな個人差があることである。たとえば、タバコのポイ捨ての原因をできるだけたくさんあげるように指示すると、1、2つの答えを書いて終わりにする学生と、5つ6つ書いて制限時間になってもまだ考えている学生もいる。そこで《問題行動の原因を網羅的にできるだけたくさん考える》が指導目標になる。そして、この指導目標を教えることは《問題解決の方法を網羅的にできるだけたくさん考える》には般化するかもしれないが、他の領域(たとえば、《徳島から青森まで旅行する路線をできるだけたくさん考える》)に般化しなくても驚きはしない。
 
 広範囲な行動群(クラス)を含んでいる指導目標は、まずは具体化していくつかのサブクラスに分けるべきだ。そして、一つのサブクラスを教えることが他のサブクラスに般化するかどうかについては、般化の確証が得られるまでは謙虚な姿勢を貫くべきだと思う(○○の体験授業をすることで、クラスのみんなの「学ぶ力」が向上しました...なんて報告はほとんど「ジャロにいっちゃろ」もんだと思う)。
 
《「考えることは楽しい」ことを教える」》という指導目標にひそむもう一つの問題は、「〜は楽しいことを教える」というところだ。「興味・関心」を指導目標とするのが不適切であるのと同じで、「〜は楽しい」「〜に興味がある」「〜に関心を示す」といった変化は、教えるべきコトを教えた後で、学習者の選択に任せられるべき、個人の価値観に関わることだからだ。

 学校教育をはじめ、公的な教育システムが一人の人間の価値観に及ぼせる影響は重要で重大ではあるが、絶対でもないし、すべてでもない。家庭環境、友達関係、テレビなどのメディアなど、他にも影響を与えることは山のようにあるからだ。理科の実験に確かに楽しんで参加していたのに、休み時間は友達とキャッチボールに熱中している子どもに「もっと理科に興味を持ちなさい」というのはナンセンスである。

 もちろん価値観を広げる機会は常に提供されるべきである。喰わず嫌いで納豆を食べない子どもには一度でいいから納豆を食べさせてあげたい。でも、食べてもやっぱり口に合わないようなら「このネバネバを楽しみなさい!」と口に納豆を押し込み続けるのは止めてほしい。むしろ、トムヤンクンでもボルシチでもいいから、食人生を豊かにするための他の食べ物を体験させてあげよう。

「興味・関心」が指導目標になってしまうのは、子どもが勉強しなかったり、できなかったりする原因を「興味・関心」の欠如に誤って帰属してしまっているからだと思うが、この話はまたいつか。

我々は、考えると考えないと分からなかったことが分かるから考える。だから、考えることを増やすためには、考えたら分からなかったことが分かるように教えなくてはならない。考えたら分からなかったことが分かるようになると楽しい。でも、楽しいから考えるわけではないのだ。

限定と即納

MacPower 12月号。宮沢章夫氏の「即納の思想」(p.52-53)から考えたこと。

「限定」モノが人気である。宮沢氏が例にあげているカシオの腕時計G-Schokは昔から限定モノでコレクターの購買意識をあおってきた。ここ数年、「食玩」(お菓子のオマケ)がブームであるが、これも限定した期間中にシリーズすべてのフィギュアを集めようとするコレクターの行動を促す仕組みだ。

コレクターでなくても同じ仕組みは通用する。出張や旅行先で「○○限定ポッキー」とかを見かけるとすかさず買ってしまう人は少なくないと思う。

行動分析学には強化スケジュールのパラメータとしてリミテッドホールド(limited hold)という概念がある。たとえば、最後の強化から1分以上経過した後の初発行動が強化される定時隔(Fixed Interval)スケジュールに5秒間のリミテッドホールドをつける。つまり、5秒間だけ強化され、それを過ぎると、もう1分間待たなくてはならなくなる。こういう強化スケジュールでは反応率が増加することが、人間だけではなく、さまざまな種の動物で確認されている。

つまり《「限定」は行動をあおる》という現象は、ヒトを含めた動物行動全般にあてはまる、かなり普遍的な法則なのだ。

同じことが「即納」にも言える。宮沢氏はなかなか手に入らないApple PowerMac G5を揶揄しながら「即納」の魅力を指摘している。

即納とは、つまり即時強化である。行動は直後の環境変化によって強化されたり弱化されたりする。先日、メディア教育開発センターの望月要先生からうかがった話だと、望月先生たちが最近行っている実験では、環境変化が0.5秒でも遅れると、被験者はそれに気づいていないのに強化の効果が激減するそうである。時間に対する意識性と時間の遅延が行動に及ぼす影響が必ずしも一致しないところが面白い。それに、0.5秒でも強化の力が衰えるのだから、いわんや2〜3週間の納期をやである。

《「即納」は行動をあおる》という現象も、ヒトを含めた動物行動全般にあてはまる、かなり普遍的な法則なのだ。

もちろん、我々のナマの行動環境はもう少し複雑である。たとえば、Appleのオンラインストアには「One-Click」という機能がある。クレジットカード情報や商品の送付先をあらかじめ登録しておけば、まさにボタンを1回クリックするだけで買い物ができてしまう。商品の到着は1週間後になるとしても、クリックの直後に画面は変化し、アイコンが変わり、注文確定の画面が表示される。こうした刺激が習得性の好子として機能するようになれば、商品到着の遅延はカバーできる(もちろん、早く到着することにこしたことはないが)。

日経トレンディなどの「ヒット予測ランキング」とか「ヒット商品ベスト30」などを見ながら、ヒット商品やサービスの持つ、こうした行動的側面を考えるのはかなり楽しい作業である。

このところテニスやクライミングをすると、すぐに腰や背中や膝が痛くなる。

朝から夜まで仕事をした後、23時までテニスしてたりするから過労と言えばそれまでだし、加齢といえばもっとそれまで。

ネットで調べてみると『インナーマッスル』というキーワードが目につく。マシンやウェイトを使って大きくて見える筋肉を鍛えても、小さくて見えない内部の筋肉が弱ければバランスが悪くなって障害を引き起こしやすくなるらしい。

これに違いないと思って、保健体育講座の南先生にいろいろ質問してみた。

南先生によれば....

・一般的に、インナーマッスルは肩や股関節、コアマッスル(っていうのもあるのだ)は体幹で使うことが多い。
・肩のインナーマッスルについては、水泳でも頻繁にトレーニングしている。特に、肩甲骨周りや棘上筋や棘下筋には有効である。
・あまり激しくやらないで、軽い負荷で50回くらいでだるーい感じが出れば良い。
・回数を多くしすぎると、疲労でインナーではなく、他の筋群を使ってしまうことがあるので要注意。
・トレーニングの進行状況は「毎日やった」「肩甲骨の使い方がうまくなった」「痛みの具合が軽くなった」などで確認する。 

とのこと。

 大きな筋肉をトレーニングすれば、すぐに筋肉がパンプする。視覚的にも感覚的にもフィードバックがある。行動分析学から考察すれば、こうしたフィードバックが習得性好子であれば、トレーニングすることが強化されるから、トレーニングの持続は比較的たやすい。

 ところが、小さな筋肉のトレーニングにはどうやらこうしたはっきりとしたフィードバックがなさそうだ。痛みがなくなるとか、体が動かしやすくなるという結果は『塵もつもれば山となる型』であって、トレーニングを強化するようには働かないだろう。腰痛防止のためのストレッチなんかをやり続けるのが難しいのと同じである。

 パフォーマンスマネジメントが必要かもしれない。

仕事で仕方なく使い始めたWinXP。遅いし、固まるし、ディスクのどこに何があるのか分からないし、仕事の効率をいよいよ低下させてくれている。

 Macを使っているうちはそれほど神経質になっていなかったウィルス対策もWinを使う以上はしっかりしないといけない。そこで Norton Internet Security をインストールした。

 インストールと同時にネットアクセスがいっさいできなくなる。デフォルトの設定がめちゃくちゃ厳しいっようだ。ユーザーアカウントの初期値は《子供》だし。しかもAdminiから自分のアカウントを《大人》に変更しようとしたら、下のようなエラーメッセージが....  

otonaninarenai.jpg

う〜ん。大人になれない。

ちょっとした行動観察などに携帯ムービーは使えるだろうか?

自分はauの2世代前の携帯(A5301T)を使っているのだが、これだと5秒、10秒、15秒の動画を撮影できる。動画の大きさは96×80でとても小さいがメモ程度には十分使える。

撮影時間がもう少し長くて、PCに蓄積して後から簡単に閲覧できたら、利用範囲がもっと広がると思うのだが.....

ちなみにauの動画フォーマットはMPEG4なのだが、ごたぶんにもれず独自規格なので、QuickTimePlayerやその他の汎用プレイヤーでは再生できない。Win用には簡単な作成ソフトが無料で配布されているが、これもauの端末で見られるファイルを作成できるだけで、逆方向のコンバート機能はついていない。

そろそろ、この冬の新作がでそろう時期だが、こういう機能は後回しだろうなぁ。

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