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昨年、一昨年に引き継ぎ、徳島県が取り組んでいるプロジェクトの報告会のご案内です。

専門家アドバイザーの支援を受けた事例研究のポスター発表に加え、東みよし町立加茂小学校における日本版SWPBS(School-Wide Positive Behavioral Support)の報告およびポジティブな行動支援に関するシンポジウムが行われます。

参加費無料ですが、会場の都合で定員があり、先着順です。申込みはこちらから

日時:
 平成30年2月16日(金)12:45〜16:50
 平成30年2月17日(土) 8:45〜12:15
会場:
 徳島グランヴィリオホテル
問い合わせ先:
 徳島県総合教育センター特別支援・相談課(TEL 088-672-5200)

正月明けていませんが、今日はこんなの作ってみました。

行動分析学関係の和書の出版履歴データです。

まずはExcelで。

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次はどうもExcelだとうまくいかなかったのでRで。オリジナルはファイルサイズ大きいですが、ダウンロードして拡大すれば本の題目まで読めます。

行動分析学の和書(タイトル付き)mini.jpg

オリジナルを表示

作りたかったのは、小さく表示すると上のExcelで作成した図のように見え、拡大すると下のRで作成した図(オリジナルを表示)のように見える図です(R で作成した図の縮小版は見えていませんが、実は「オリジナルを表示」の上部に提示しています)。

そんな図をうまく作れる人がいたら連絡下さい。データ提供します。

発達障がい教育セミナー.jpg 奥田先生による講演と徳島県内の特別支援学校における事例研究も話題提供されます。会場はアスティとくしま。徳島県立総合大学「まなびーあ徳島」教育社会学部主催講座として2単位取得できる講演ですが,県内外どなたでも参加可能だそうですので,興味のある方はぜひどうぞ。

パンフレットはこちらから → 発達障がい教育セミナー.pdf

"リーダーシップは才能ではない"というテーマで受けた取材記事が掲載されたムック本です。

  • 11/21発売。
  • 興味のある方はどうぞ(Amazon)。

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 『使える行動分析学--じぶん実験のすすめ--』(ちくま新書)の韓国語版が刊行されました。ハングルはまったく読めないので,届いた本をぱらぱらめくるばかりですが,ABC分析やじぶん実験のグラフが何やらとても韓流です(笑)。

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韓国語版使える行動分析学グラフ.jpg 日本語版は故佐藤方哉先生が事故でお亡くなりになる直前に読まれていた本で,最後の頁に「8/17〜8/22」とメモ書きされた一冊を形見分けしていただきました。ご存命で,この韓国版をご覧になったら,「珍奇なり」と笑っていただけたに違いありません。

 韓国語と日本語が堪能な行動分析家の方,先着2名さまに献本させていただきますので,ぜひ感想をお聞かせ下さい。

2017日本産業精神保健学会.001.jpeg第24回日本産業精神保健学会の特別講演で標記のテーマのお話をさせて頂きました。

スライド資料のURLですが、Dropboxのアカウントを持っていないと(そしてログインしていないと)ダウンロードできないようです。申し訳ありませんでした。

こちらの記事のリンクからダウンロードしていただくか、下記のURLからアクセスしていただければダウンロードできると思います。パスワードは会場の教室番号です。

閲覧は会場にいらっしゃった方に限定させて下さい。二次利用はご遠慮頂ければ幸いです。

日本行動分析学会の機関誌『行動分析学研究』のバックナンバーが誰でも無料で購読できるようになりました。

『行動分析学研究』@J-STAGE

 CiNiiからJ-STAGEへの移行に時間がかかりましたが、これで会員/非会員問わず、今後は、発刊から一年経過したバックナンバーはすべて無料でダウンロードできるようになりました。

 行動分析学研究は非会員でも研究論文を投稿できます(ただし、査読料などは別途かかりますが)ので、ほぼオープンジャーナル化されたと言えます。行動分析学の研究をどしどし読んで、じゃんじゃん投稿して下さい。

 なお、日本行動分析学会年次大会論文集はJ-STAGEには移行しないことが決定していますが、現在、CiNiiで、第1回(1983年)から第33回(2015年)までの発表論文集は、こちらも無料でダウンロードできます。日本行動分析学会では、過去の論文集を今後も無料で提供できるような道を探しているところですが、移行期に入手困難になる可能性もありますので、欲しいものは手に入るうちに入手されることをお薦めします。

日本行動分析学会年次大会プログラム・発表論文集@CiNii

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今年も行動コーチングアカデミーの行動分析学道場、事例研究コースの監督を担当します。

奥田先生のブログで募集が始まっていますのでお知らせします。

じぶん実験に取り組み、夏の軽井沢で成果を発表して下さい。

お待ちしています。

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日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)から、行動の習慣化を支援するサービス"Habit Rules"(http://habitrules.jp)がローンチされました。微力ながら私も開発をお手伝いさせていただいています。

JMAMは数多くの企業研修を手がけておられますが、すべての研修がそうであるように、研修で学んだことを参加者が職場で継続して実践していくことをいかに支援できるかが課題の一つになっているそうです。研修と実践のギャップ問題ですね。

この課題を解決するために、今回、開発されたのが、行動の習慣化を目的にした汎用的なプログラムです。新入社員研修であれ、安全管理やコンプライアンスの研修であれ、リーダーシップの研修であれ、昨今話題の働き方改革の研修であれ、研修で学んだことから、職場で実践することを具体的な標的行動として選び、目標を設定し、継続して実行するためのモチベーションなどの環境を調整し、記録をとってフォローアップし、それぞれが成果をあげるための方法をPDCAサイクルで見つけられるような仕組みになっています。弊著でいうなら『使える行動分析学』(ちくま新書)で解説している"じぶん実験"の応用編です。

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"Habit Rules"のワークブックも完成しました。さすが『能率手帳』のJMAM。ブログでお見せできないのがとても残念なくらい、カラフルでプロフェッショナルな出来映えです。あちこちに細かい気配りの後がみられます(行動の記録には"塗り絵法"のアイディアも活用されています)。

JMAMでは既存の研修に"Habit Rules"をモジュールとして組み込んだり、"Habit Rules"をメインにした研修プログラムを組み立てていくことを計画しているそうです。

経営者や人事関係者にとって研修と実践のギャップを埋めることは、生産性を高め、競争力をつけていくために必須です。"Habit Rules"はこのブレークスルーに貢献できると信じています。

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全校で取り組む「3つの大切」〜児童の「できた!」を引き出すポジティブ支援〜

去る2/24-25に開催された徳島県特別支援教育実践研究報告会の目玉はなんといっても、これでした。

「とくしま支援モデル」充実事業の一つとして展開された、東みよし町立加茂小学校の先生方と子どもたちによる取り組みです。アドバイザーは畿央大学の大久保賢一先生。

シンポジウムでは大久保先生によるSWPBSの解説の後、自らこの実践に積極的に関わって頂いた校長先生と、中心的な役割を果たして下さった特別支援コーディネーターの先生から、プロジェクトの背景や具体的な方法、成果に至るまで、とてもわかりやすく話題提供して下さりました。また、その後、フロアからの質問に、会場にいらしていた東みよし町の教育長さんが回答して下さるという、嬉しいハプニングもありました。

一番に感心したのは「あったかことば」です。SSTやSELでも標的となる行動ですが、学級内のロールプレイに終始し、効果測定も質問紙を使った自己評価に頼るのがほとんどです。

加茂小では「あったかことば」を木の葉に見立て、大きな幹の絵を掲示板に貼り付け、児童一人ひとりが見つけた「あったかことば」を一つひとつ短冊のように幹につけていくように促したそうです。「あったかことば」で枯れ木に花を(緑のはっぱを)咲かせましょう!という発想ですね。

子どもが「あったかことば」を考え、木の葉を模した紙切れに書き、それを貼れば、木に緑が茂っていくという、とても自然な内在的強化随伴性が組み込まれた取り組みです。子どもたちはあれよあれよという間に、「あったかことば」を考え、葉っぱをつけ、すぐに幹が見えなくなるくらいになったそうです。

同時に「いいところをみつけたよ」という課題も進めます。授業中や休み時間などに、友だちのいいところをみつけたら、それを「あったかことば」で伝えるように促すのです。それを先生たちが見つけて褒め、記録し、「目指せ!みんなで800枚」というシートにシールを貼っていきます。「あったかことば」を考えるだけではなく、実際に声かけする行動を強化する随伴性であり、測定も一緒にしてしまっているわけです。

「3つの大切」として、他にも、「チャイムがなるまでには自分の席に座る」、「登校時に挨拶する」、「朝礼でてきぱきと整列する」などが全校標的行動として設定され、それぞれ成果をあげています。整列にかかった時間なんて、半分くらいになってます。こうした成果を子どもたちに視覚的にフィードバックしながら進めているところも素晴らしいと思いました。先生に褒められるという理由のみで何かするのではなく、学校がよくなっていくこと(加茂小では「学校によい風をふかそう」というメタファーを使っています)を動機づけに使っているのです。

県の教育委員会が支援するプロジェクトですが、取り組みそのものは先生方による主体的な活動です。会場にいらしていた先生方の様子からは、たいへんだけど楽しみながら、なんといっても子どもたちの成長に喜びながら、取り組まれていた様子がうかがえました。

本プロジェクトについては、おそらく大久保先生がいずれ詳しい報告をして下さると思いますが、概略であれば、徳島県がリーフレットを作成していますので、そちらをご参照下さい。プロジェクトに使われた指導計画書などの書式も含め、以下のURLからダウンロードできます。

http://manabinohiroba.tokushima-ec.ed.jp/?page_id=58

来年度の展開もじつに楽しみです。

参考までに:学校全体で取り組む スクールワイドPBS の資料

法政心理ネット