どうでもいい蘊蓄(1)ギュンター・フォン・クルーゲ元帥のあだ名

先日、軍事ネタを書いた時、「福岡大の大上くんならわかってくれるのだが・・」みたいなことを書いたら、さっそく、大上先生からメールをいただいた。どうもです。そこで調子に乗って軍事ネタを・・・

さて、軍事関係で心理学者として昔から気がかりだった人物がいる。

それはドイツ軍ギュンター・フォン・クルーゲ(Günther von Kluge)元帥だ。

まあ、私の知人でこんなひとを知っているのはそれこそ大上君くらいなのだが、軍事マニアの間では
超有名な軍人だ。最近は、とくにヒトラー暗殺計画が映画化されたりしてまた脚光を浴びた人なのだが・・

クルーゲ元帥は、西方軍司令官で、のちに例のロンメルのあとをついで、B軍集団司令官にもなった人物だが、ノルマンジー後、ヒトラーと対立して、最後はヒトラー暗殺計画の一味だとヒトラーに疑われ、自殺した人物だ。

なぜ、こんな人物が心理学者として気にかかるかというと彼のあだ名だ・・・

彼のあだ名はなんと「利口なハンス(kluge Hans)」

そう、心理学を学ぶ者なら、みなが知っているあの馬、利口なハンスなのだ。ちなみに知らない人のために簡単に説明すると、足し算やかけ算の計算ができる天才馬として脚光を浴びたが、実際は計算が出来たわけでなく、飼い主の微妙な体の動きなどに反応していただけだったということがわかったという話だ。結局まやかし天才というわけだ。

彼が、そういうあだ名になったのは、士官学校時代、圧倒的に成績が良かったからだと伝えられているが、「利口なハンス」は結局まやかしなので、こんなあだ名じゃー、褒め言葉にならないよね。


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このページは、越智 啓太が2010年11月 8日 20:20に書いたブログ記事です。

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