2019年8月アーカイブ

専門とする分野ではないのですが,大学院時代からお世話になっている情報系の先生にお声掛け頂き,身体活動時の感覚について原稿を書かせて頂きました。

情報系分野における「生体機能の"安全"な計測・評価を目指して」という特集の一部ということで,自分の原稿の内容は違和感が大きいのではないかと心配していたのですが,測定や利用の方法は理系のテクニカルな内容が多かったものの,主たるテーマは神経生理,自律神経,感情入力と脳など比較的近接したものでした。

普段はどうしても入会している学会の発行する学会誌や専門分野の学会誌に注目しがちですが,異なる視点,切り口で同じ対象・事象を研究している論文を読むと新しい発見がありますね。

ちなみに今回の原稿の内容は,私が博士課程時代から取り組んできた身体活動時の努力感覚・疲労感覚と生理指標や運動強度との関係について,これらの関係に及ぼす種類・種目,個人の体力や過去の運動習慣などの影響についてまとめたものです。

初歩的な話を主に書きましたが,これまでの自分の研究が整理できたように感じ,今後の研究の展開についても焦点が定まったように感じました。

また,久々に昔の研究を読んで,改めて「こういう実験計画で実施すれば良かった」などの気づきもありましたし,久々に恩師の田中先生から様々な教えを頂き,執筆の労力は大変でしたが非常に充実した作業でした。

今回の原稿は研究業績ではありませんが,こういった作業を通じて他の分野からの視点なども踏まえて,自分の研究テーマを確認してみるのは良い機会かもしれません。

以下がこの記事の情報となります。

大きな学会の雑誌ですので,理工系の学部がある大学の図書館であれば蔵書があると思います。

○林容市, 田中喜代次(2019)感覚系の特性に関連した最近の課題. 電気電子通信学会誌102(8):801-804.

※以下で「あらまし」を読む事ができます。

https://www.journal.ieice.org/summary.php?id=k102_8_801&year=2019&lang=J

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