運動経験によって握力の調整能力はどのように変化しうるか。

ここ数年,共同研究者の皆さんとデータを測定しているグレーディング能力に関した内容を,専門誌の特集記事として執筆しました。
 
 
目的に応じて身体各部位を「随意的」に制御する能力には,選定した筋をどのぐらいの強さで収縮させるかを決める「グレーディング」という能力が含まれます。
 
神経,筋,感覚系などの身体機能が運動・スポーツの経験に適応して上手く動くようになることに鑑みると,出力を適切に調節するグレーディング能力にも運動経験が関与すると推察できます。
 
今回の記事では,このグレーディング能力に対する運動・スポーツ経験の影響について,これまでの関連研究,そして自分自身のデータを含めて紹介しています。
 
また,今回の特集ではグレーディングに関して様々な角度からの検討や研究結果の紹介がなされており,(マニアックな特集ではありますが)掲載されている内容は非常に充実していると思います。
 
商用誌なので,ネットでは全文を読む事はできないのですが,ご興味を有して頂けた場合には下記をご参照ください。
 
 
○文献情報
林容市(2017)運動経験によるグレーディングの変化.体育の科学67(12):820-825.

この記事について

このページは、林 容市が2017年12月23日 15:49に書いた記事です。

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