2019年1月アーカイブ

選抜高校野球に出場が決まった米子東高校の紙本庸由監督が、このサイトでたびたび言及している「文武不岐」について以下のコメントをされていました。

「僕、文武両道という言葉がよくわからないんですよ。文武両道というのは、部活と学校の勉強は別物だという前提があるから『両道』という話になるわけですよね。でも、学校の目的ってテストで点を取るだけじゃない『学力』を身に着けることでしょう。その手段として部活があるんだと思うんです。国語、数学、社会とかの科目も、野球部での活動も、全部横並びで、等しく学力を養う手段に過ぎないと思うんです」

文武不岐は、本学の体育会本部からも、文武不岐に対する注目しているという声を聞きました。文武不岐、熱いです。

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みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて年末に、二十年来の親友である増本康平先生(神戸大学)から、

老いと記憶―加齢で得るもの、失うもの―

をお送りいただきました。さすが増本さん、良著です。

たとえば、私の領域に近い「認知機能と運動」「社会的ネットワークと認知症」などの解説はとてもわかりやすく、増本さんの真骨頂が発揮されているなーと感じながら読みました。

他にも、脳トレの根拠が乏しいことの説明だけでなく、なぜ効果があると思われてしまうのか?が書いてあるのは秀逸だと感じました。また、「ポケモンGOの何がよいのか?」といったテーマも興味深く読めるはずです。

ちなみに、「メタ分析」の説明がわかりやすかったり(本書の主旨ではないのですが)、ちょうど興味を持ち始めていた「社会情動的選択制理論」の説明があったり、かつての研究仲間である原田和弘先生(神戸大学)の取り組みが紹介されたりしていて、ニコニコしながら楽しく読んでしまいました。

あちこちに増本さんご自身のクスッと笑ってしまうエピソードが紹介されていて、増本さんの素敵なお人柄がよく表れた一冊です。

増本さん、どうもありがとうございました。今年はお会いしましょう(^^)/