2018年3月アーカイブ

この春、修士課程を修了する額賀將さんが書いた論文が掲載されました。

額賀將・鈴木郁弥・秋葉茂季・飯田麻紗子・荒井弘和 (2018). 大学生アスリートが考えるメンターと競技・日常生活で求めるメンタリング スポーツ産業学研究, 28, 75-84.

この論文は彼の修論のテーマではありません。しかし、パワフルな彼は、熱意を持ってこのテーマに取り組み、しっかり論文に仕上げてくれました。

今後、彼は自分の修士論文のテーマも論文化することでしょう。今から、額賀さんのさらなる活躍が楽しみです。

以下に、額賀さんにこの論文のポイントを抜粋してもらいましたので、こちらも合わせてご覧ください↓

・大学生アスリートを支えるには物的支援だけでなく,アスリートを取り巻く人的支援,つまり,アスリート・アントラージュの存在が重要であると考えられる.

・競技活動だけに熱心に取り組み,卒業さえできれば,大学での成績は悪くてもかまわないと考える者もいるかもしれないが,大学生アスリートは学習環境が確保されていない現状に不満を抱いている可能性がある.

・また,自由な時間が確保されていないことを考えると,部活動の練習時間や期間も考慮するなど,いっそうスポーツ・ライフ・バランスを充実させることが必要であると示唆された.

・大学生アスリートは,自らのメンターについて,必ずしも競技に関する知識を持っていなくても良いと考えていることがうかがえる.

・大学生アスリートは大学生としての日常生活場面,アスリートとしての競技活動場面それぞれに適したメンターや,そのどちらも兼ね備えたメンターを採用している可能性が考えられる.

報告しようと思いつつ、一年経ってしまいましたが、修士課程の修了生である鈴木郁弥さんが書いた論文が掲載されました。

アスリートは怪我などの受傷にともなって、様々な自動思考を生起させます。そして、いろいろな感情を抱きます。そこには、チームメイトとの関係性が関わってきます。

そのこと自体は言い古されたことだと思います。しかし、このテーマにじっくりと向き合って、きちんとデータを取って論文化したことは意義深いと考えます。

関心のある方は、以下からご覧になってください。

鈴木郁弥・荒井弘和 (2017). 受傷アスリートとそのチームメイトが持つ認識の明確化 スポーツ産業学研究, 27, 37-47.

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