2011年2月アーカイブ

法政二高におじゃまして、プレゼンテーション大会に参加してきました。これは、生徒の皆さんが、自分が進学する学部に関連するテーマについて、自分たちで調べて発表するものです。おもしろい試みだと思いました。

先日、僕のところにインタビューに来てくれたスポーツ健康学部クラスなど、他のセクションもすこしだけ見させてもらいましたが、主に、私が所属している文学部(哲学・心理)クラスを見させてもらいました。

テーマはほとんどが心理学で、スポーツメンタルトレーニング、万引きを防ぐための方策、自己愛、運動と記憶、いじめと集団心理と多彩でした。おもしろかったです。

生徒だけでなく、先生方からも質問が出て、生徒もそれに応えたりと、まるで大学の授業のような展開もちらほら。

なにより、興味を持って聞いてもらおうという気持ちがにじみ出るプレゼンテーションばかりで、とても刺激を受けました。僕もかくありたいと思わされました。

心理学科からオーディエンスとして参加していた2年生の鈴木くんと見山くんも、しっかり対話に入って、生徒から「さすが専門の勉強をしている大学生!」というニュアンスの感嘆の声も漏れていました(グッジョブ!)

初めて二高にもおじゃまできましたし、二高ご出身でスポーツ健康学部の教授でいらっしゃる五明先生に二高をすこしだけ案内していただけたこともうれしかったです(ありがとうございました)。

付属校ならではの取り組みで、他の高校でも、こういう取り組みができたらいいなぁと思いました。

最後に、ご尽力された先生方に感謝申し上げます。皆さま、おつかれさまでした。

Consulting Reader List

去年の秋に、海外の学術雑誌の審査をしました。

先日、「あなたの名前がリストに出ているよ」と編集委員会から連絡をもらいました。

こちらに「Hirokazu Arai」と出ています。

その雑誌を定期購読していなかったから、ノーチェックでした。

海外の雑誌の審査は、コメントを英語で書くのでちょっと疲れます。

英語を書くのは好きだけど、「審査だから慎重に正確に書かないと!」

っていうプレッシャーがかかるので(汗)

野球の話。おかしいでしょ。これも。

しかも新人のピッチャーが言ってるから余計。

野球界では、当たり前な表現なのだと思いますけど、

「座らせて」って、何様のつもりですか(怒)。

「キャッチャーに座ってもらって」って言うべきでしょう。

百歩譲って、マスコミの前ではそう言って欲しいよ~。

って言う選手も多いですね。とくにこの時期。

と思っていたら、

「どんどんアピールして欲しいと思います」

という指導者まで現れてびっくりしました。

指導者が選手のコメントに慣れてしまったからでしょうか。

私が言うまでもありませんが、

アピールは「注意を喚起する」っていう意味です。

注意は結果として喚起されるモノであって、

主体的に喚起するモノではないと思うのですけど。

実際、こう言っている選手たちも、

わざわざアピールするつもりはないのでしょうけど。

もし自分の学生が、

「先生にアピールしたいと思います」

とか言ったら(決して言わないけど)、

「俺の目は節穴じゃねーぞ」

って、

「アピールされなくても見えとるわい」

って、思いますけどね(笑)。

って言うスポーツ選手も多いですよね。ほんとに多い。

スポーツ選手以外も、けっこう言っている気がします。

...でもこれって、理屈からしたら妥当ではない気がします。

だって、言い換えると、

「がんばります、だから、応援してください」

っていうことになりますよね。

がんばるのはあなたの勝手であって、がんばるから応援してくれっていうのは、

ちょっと乱暴な理屈な気がしてしまいます。

(まぁ、そうは思っていないのでしょうけどね~)

もし、こんなようなことを言いたいのであれば、

「がんばります。応援よろしくお願いします!」

というのが妥当だと思います。

って、僕が細かいんでしょうか?でも、とっても気になってしまうのです(汗)。

日本行動医学会第12回内山記念賞

ついさきほど、大阪医療センターの長塚美和先生から連絡をもらい、長塚さんとの共同執筆論文が日本行動医学会第12回内山記念賞を受賞したことを聞きました。

長塚さんおめでとう~!

その論文はこちら→長塚美和・荒井弘和・平井啓 2009 健康診査・検診受診行動に関する行動の変容ステージと意思決定のバランス 行動医学研究, 15, 61-68.

この研究は、日本でおそらく初めて、行動の変容ステージの考え方を健診・検診に取り入れた研究論文です。行動変容のステージは、厚生労働省が主導している政策にも(たとえばメタボ予防などには本格的に)取り入れられている心理学の考え方です。ちょうど昨日行った付属校生向けの授業でも取り上げた内容ですね。

欧米のHealth PsychologyやPreventive Medicineでは、健診・検診(とくに検診)を扱った研究が多いのにもかかわらず、わが国では驚くほどに(比較するとほんとにびっくりするほどに)研究が行われていません。その意味でも、この研究が帯びている意義は大きいと感じています。

長塚さんの地道な努力が報われたことをとてもうれしく思います。病院勤務の中で、執筆~投稿~受理されるまで、よくがんばったな~と感動したのを昨日のことのように覚えています。

ちなみに私も、第10回の内山記念賞を受賞しています(なんか自慢みたいですが...ええ自慢ですとも)。

平井先生や長塚さんといっしょに、10000部以上の調査票の発送作業を行ったのがなつかしいなー。

おつかれさまでした@卒論発表会

皆さん、卒論発表会おつかれさまでした。島宗先生と越智先生もブログに書いていらっしゃいましたが、良い研究が多かったと思います。

良かった点1:理屈が通っている研究が多かった(意義を示している:~だからこの研究を行う、前提を示している:~を~と定義して研究を行う、根拠を示している:~だったのは~だからだと考えられる)。

良かった点2:プレゼンの準備をしっかりしている人が多かった(作り込まれているパワポも多かった)。

良かった点3:主張しすぎている・言い過ぎている研究がほとんど見あたらなかった(合理的だった)。

レベルは十分、どこに出しても恥ずかしくない卒論ばかりだったと思います。

良い研究が多かったので、僕も副査の時は良いコメントをしなければ、と勝手にプレッシャーを感じて、緊張しながらコメントしていました(苦笑)。

私が担当していた学生たちは、私が着任して初年度ということもあって、他の先生方と同じような指導・支援ができなかった部分があると思います。しかし、学生たちのがんばりでフォローしてもらったという感じです(どうもありがとう)。

この卒論発表会を経て、僕もやっと心理学科の一員になれたように感じています(笑)。

来年は、もっと下級生が来てくれるといいな(←プレッシャー)。

最後に、準備・片付けを含めて、多大な尽力をしてくださった、助手の稲垣さん、佐藤くん、堀江さんに、参加してくれた下級生の皆さんに感謝します。

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